トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

梅の花 その3

2019-02-24 | 樹木 草花
     

ウメを観賞する時の法 ウメの四貴「稀老痩蕾」(きろうそうらい)という言葉がある

稀を貴しとして 繁(はん)を貴しとせず・・花の付きようは多すぎず疎を良しとする
老を貴しとして 嫩(どん・若き)を貴しとせず・・若木よりも古木を珍重すること
痩を貴しとして 肥を貴しとせず・・幹は太いより細くスッキリ締まったものを上とする
蕾を貴しとして 開を貴しとせず・・開ききった花よりも蕾の変化を見逃さない

左から
甲州最小:実ウメ 小梅の主要品種 果実の大きさは3~5g 花粉が多く受粉樹として使われる
光圀:花弁の先が尖る桔梗咲き 野梅系
呉羽枝垂れ:代表的な枝垂れの一つ 花が進むと花弁の縁が薄くなり覆輪に見える
故郷の錦:野梅系 花弁が少し波打っている 枝は細く良く茂る
月宮殿:野梅系 花弁が15枚もある抱え咲 雄しべは花弁と同長で綺麗に並ぶ
黄梅:野梅系の変わり種 黄色い花弁が細く離れる