フラサバソウの名は、この草を最初に長崎で採集した、フランスの植物学者フランシェとサバチェから付けられた
ゴマノハグサ科のユーラシア原産の2年草
オオイヌノフグリと同属で花などよく似ている
道端や畑に良く生えている
茎は下部で分枝して横に広がり、先は直立する
葉は広楕円形で鋸歯がある
4~5月、上部の葉腋から葉と同じくらいの長さの柄を出し、淡青紫色の花を1個付ける
花冠は4裂しているが、花弁は基部で合着した合弁花なので 触るとすぐ落ちてしまう
果実は蒴果 3mm程のほぼ球形で先端がやや凹む 種子は1~3個あり深い舟形