トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ノスリ

2020-03-16 | 野鳥


ノスリは野原の上を滑空するので「野擦り」と江戸時代から呼ばれるようになった
奈良時代からの「のせ」という語の変化と考えられている

本州中部以北で繁殖し 留鳥。四国 九州中部以南では冬鳥
平地から山地の林や草原 農耕地 川原などに居る
主食はネズミ類で木に止まっている時もよく地面をジッと見つめている
その他両棲類や爬虫類 鳥類 昆虫類も捕る
羽ばたきながら停空飛翔して獲物に狙いを付ける、といったノスリなりの狩猟法がある

雌雄ほぼ同色
羽色や模様に個体変異がある
上面は淡褐色から黒褐色 頸から胸は白っぽいものから淡褐色まで居る
腹と脇腹は褐色または茶褐色
大きさは55cm