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ヒツジグサ

2021-07-17 | 樹木 草花


未(ヒツジ)の刻・午後2時・に開花するのでついた名前
11時過ぎには咲いている

スイレン科の池沼に生える多年草
葉は根生し、長い柄で水面に浮かぶ
広楕円形で長さ10~20cm、基部は深い心形

花は6~9月にかけて咲く
根生する長い花柄の先に1個頂生する
大きさは約5cmで、日中に開き夜には閉じる
花弁は8~15個、萼片は4個、雄しべは多数あり外側の花糸は幅が広い

真ん中に柱頭盤があり、周囲に8個の半円状の柱頭がある
柱頭盤の上に、花粉が付き易いように受粉滴と呼ばれる液体が出ている
雄しべの花粉を食べに来たハナアブ類がここに花粉を落とせば受粉が出来る