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フシグロセンノウ

2021-07-21 | 樹木 草花


夏の山で朱赤色の花は良く目立つ
フシグロセンノウの名は、茎の一部が紫黒色を帯び、中国から持ち帰った留学僧が京都の嵯峨 仙翁寺で栽培したので付けられた

ナデシコ科の山地に生える多年草
高さ40~80cmになる、茎の節は太く紫黒色を帯びる
葉は対生し卵形又は楕円状披針形で、長さ4~12cm、先は尖り縁に毛がある

花期は7~10月
茎頂に朱赤色の5cmほどの花を付ける
花弁は5個で倒卵形、花弁の先は切れ込まない
各花弁の基部に2個の濃色の鱗片がある
萼は細長く円筒状で先が5裂し無毛