トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

セイヨウニンジンボク

2023-11-02 | 樹木 草花

セイヨウニンジンボクの花がまだわずかに残っていた

ニンジンボクの名前は、葉の形がウコギ科のチョウセンニンジンに似ていることによる

イタリアニンジンボクとも呼ばれる

全体に香気があり、ヨーロッパでは果実を香料にする

 

クマツヅラ科のヨーロッパ南部原産の落葉低木

高さ2~3mになる

葉は対生し、掌状複葉で、小葉は5~7個

頂小葉は5~10cmの広披針形で短い柄がある

縁は全縁

 

花期は7~9月

枝先に長さ20cm程の円錐形の花序を直立し、淡紫色または白色の小さな花を多数つける

花冠は8mm程の唇形で、上唇は2裂下唇は3裂し、中央の裂片はやや大きい

果実は核果で、下半分は花の後大きくなった萼に包まれる