セイヨウニンジンボクの花がまだわずかに残っていた
ニンジンボクの名前は、葉の形がウコギ科のチョウセンニンジンに似ていることによる
イタリアニンジンボクとも呼ばれる
全体に香気があり、ヨーロッパでは果実を香料にする
クマツヅラ科のヨーロッパ南部原産の落葉低木
高さ2~3mになる
葉は対生し、掌状複葉で、小葉は5~7個
頂小葉は5~10cmの広披針形で短い柄がある
縁は全縁
花期は7~9月
枝先に長さ20cm程の円錐形の花序を直立し、淡紫色または白色の小さな花を多数つける
花冠は8mm程の唇形で、上唇は2裂下唇は3裂し、中央の裂片はやや大きい
果実は核果で、下半分は花の後大きくなった萼に包まれる