今シーズン出会った最初の紅葉、モミジバフウのグラデーションが綺麗だった
マンサク科の落葉高木、高さ20m程になる
北米中南部~中米原産、日本には大正時代に渡来し、公園や街路樹に植えられている
葉は互生し、葉身は20cm近くあり、掌状に5中裂し脈が目立つ
縁には不揃いな細かい鋸歯がある
晩秋に綺麗に紅葉する
葉の形がカエデ類と似ているが、カエデ類は葉が対生する
花は雌雄同株で、4月頃葉の展開と同時に咲く
雄花と雌花はそれぞれ別々に頭状花序を作る
雄花序は総状に集まって付き、雌花序は1個が垂れ下がる
花には花弁は無い
蒴果が多数集まった集合果で、3cm程の球形でサビ色に熟す
集合果はとても頑丈で、なかなか壊れない
花柱が刺状に残りクリのいがのように見える
クリのいがのような果序を振ると、翼の有る果実が出て来る
果実は7mm程の長楕円形