都市部でも良く見られて個体数も多い
成虫で越冬して、春先から見られる
中型のチョウで、表は黒色で赤色~赤桃色が大きく広がり、前翅頂部には白斑がある
裏の前翅は表と似ているが、後翅は濃褐色~淡褐色で複雑で特徴的な模様がある
平地から山地の明るい草地に居て、小規模の草地でも発生する
日中、草地上を敏速に飛翔し、タンポポ類、アザミ類など各種の花を訪れる
樹液や腐果にも良く集まり、地面での給水も行う
カラムシ、イラクサ、ヤブマオなどイラクサ科、ケヤキ、ハルニレなどニレ科が食草
幼虫は4cm程のイモムシで、黒褐色の地色に黄色の斑点と条紋がある
葉を折って、柏餅状の巣を作る