トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

アカタテハ

2023-11-14 | 虫類

都市部でも良く見られて個体数も多い

 

成虫で越冬して、春先から見られる

中型のチョウで、表は黒色で赤色~赤桃色が大きく広がり、前翅頂部には白斑がある

裏の前翅は表と似ているが、後翅は濃褐色~淡褐色で複雑で特徴的な模様がある

 

平地から山地の明るい草地に居て、小規模の草地でも発生する

日中、草地上を敏速に飛翔し、タンポポ類、アザミ類など各種の花を訪れる

樹液や腐果にも良く集まり、地面での給水も行う

 

カラムシ、イラクサ、ヤブマオなどイラクサ科、ケヤキ、ハルニレなどニレ科が食草

幼虫は4cm程のイモムシで、黒褐色の地色に黄色の斑点と条紋がある

葉を折って、柏餅状の巣を作る