コムラサキの実が見事に垂れ下がっていた
仲間のムラサキシキブは高さ3m程になるが、こちらのコムラサキは高くても2m位
自生している固体はめったにないというが、出会ったのは山麓の崖に下がっていて、自生種と思うがどうだろう
クマツヅラ科の落葉低木
枝は紫色を帯び、枝先は垂れ下がる
葉は対生で、長さ3~7cmの倒卵状長楕円形
先は尖り、基部はクサビ形、縁には上半部に粗い鋸歯がある
花は7~8月に咲く
葉腋の少し上から集散花序を出し、淡紅紫色の花を10~20個つける
果実は核果
約3mmの球形で、紫色の素敵な色に熟す
中の核は2mm程の扁平な倒卵形、1個の実に4個入っている