RCA箱システムをネットワークでドライブしていた時は顕在化しなかった不具合が2点ほど出ています。
1点は眠っていた管球アンプを使い始めた事による「寝起き」の不具合と思えます。これは使って行くうちに復帰してくるモードかパーツに不具合が有るのかもう少し時間をかけて確認する必要が有ります。
もう1点は#375の不具合です。JBL3大ホーンを作成するにあたって#375を3セット購入しました。そのうちの1セットの片側にドライバー内部のディフィーザーに成型不良が有りました。当初はこの不具合の#375は自宅で使っていたのですが、RCA箱システムのものと交換した経緯が有ります。その為現在のRCA箱システムに「不具合の#375」が来ています。ダイアフラムも何回か交換していますが直っていません。こうなりますと交換しか有りません。375を1台購入して交換する事に決めました。入れ替えが終われば問題点は解決するでしょう。
現在のRCA箱システムでもクラシックのピアノ演奏でない限りは「ビビり」は有りません。JAZZやフュージョン系なら何ら問題なく聴けます。クラシックのピアノの強打鍵さえなければ不具合は感じません。#375の泣き所はこのピアノの強打鍵音です。非常に立ち上がりが鋭い為に(圧力が高い)、ダイアフラムへの配線部に少しでもゆるみが有るとビビります。(正常な375でさえも)
問題点が見えて来ましたのでその対策は時間と共にクリアして行きます。マルチアンプのシステムが現在2セット、RCA箱システムのサウンドは個人的にはオリンパスシステムより好ましいものです。D130のダブル駆動は非常に好ましい質感です。