この頃はほとんどサブシステムを鳴らさなくなった。メインのシステムとサブのシステムとの「音質差」が大きくなりすぎて「聴けなくなった」と云う所です。
メインにしている#375を使ったJBL 3大ホーンシステムの完成度が上がって来て、ALTECの#612Aさえも聴く頻度が減って来ています。
元々メインとサブとでは「音質差」や「スケール感」の大きさに差が有りました。使っているアンプ等の機器の性能にもやはり差が有りました。小音量時や狭い部屋で使用されるお客様の為に同じ環境を・・・と思っていましたが、ここまで「質感」に差が出て来ますと使えなくなってしまいます。
個人的には「最終的には1セット」と思っていますので、それでも3セット有りますのでまだ煩悩が続く事に変わりは有りません。今回決定的だったのは、「マルチアンプ化」です。
マルチアンプ化する事で「音数」(情報量)が極端に増加します。音のキレ(分解能)、ヌケ(反応性)、ノビ(周波数レンジの幅)も大幅に改善され、結果的に「質感」が極上化して行きます。この「質感差」が決定的です。
JBL3大ホーンシステムもまだ「取りあえずマルチアンプ」の状態にするだけで、まず3セットとも「形」を整え同じ線上に揃えたいと考えています。「形」が揃えば次はアンプ類の選定に進めます。1セットづつ完成度を上げる事が出来る準備が出来ると云う処でしょう。