帰宅後直ぐにSTEREOのSWを入れ、アナログの音質確認です。お昼に1stインプレを書きましたが、SME純正のフォノケーブルとはグレードが違いますね。音のヌケ・キレ・ノビが大幅に改善されています。「もう外せません」状態です。まだ試作の初歩の段階です。使ったケーブルはシルバースターにも届きません。これでシルバースタークラスにしたら・・・(ゴールドスタークラスではケーブルが硬すぎます)
アナログの音質確認の時は上のレコードを使っていますが、今回聴いたサウンドは最上クラスのサウンドです。今回のサウンドを聴くと従来のサウンドは「ベールを被った音」でしたね。CDを聴くとアナログを聴きたいとは思わなかったのですが、今回のフォノケーブルを使ったサウンドはCDPのサウンド以上で次から次に聴きたくなります。
一般の方の所ではCDよりアナログの方が良いサウンドがしているかも知れませんが、私のところではCDのサウンドの方が良いサウンドをしていたように思います。CDでアナログのサウンドを追い越す様にサウンドを追求してきていましたので・・・。(ケーブル・ライントランス・CDPの選定等)
実はフォノケーブルの試作は今回が初めてでは有りません。何度もトライを繰り返していました。「ケーブルでサウンドが変わる」事を知っていて、唯一交換していない部分がフォノケーブルだったのです。今回のフォノケーブルは「ベールを剥ぎ取った」様なサウンドで、私の求めていたサウンドの範疇に入ってきました。
フォノケーブルには ①5PIN TYPE と ②RCA TYPE が有ります。どちらが良いかと言えば、私はRCA TYPEをお勧めします。5P TYPEは1点にケーブルが集中するので、ケーブルの選択肢が小さい事と、事務所でSAEC WE-308SXを実際に使って見て、重さに弱い点でお勧めしません。実際に「高級5PIN フォノケーブル」としてフルテックのケーブルを使っていますが、5PIN部の重さで自然落下して来ます。軽い5PINのプラグではチープ過ぎます。(長く使ってくると酸化でもろくなり割れてきます)
「これからアナログの音質を上げて使おう」とお考えの方なら、文句なしにRCAタイプのフォノケーブルをお勧めします。