Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

フォノケーブル試作品の1stインプレ

2011年05月27日 | ピュアオーディオ

今日作成したフォノケーブル(RCAタイプ)をお昼休みに自宅に持って帰り交換して、音出し確認をして来ました。

Rca2_2

プレーヤー全体を降ろして、トーンアーム取り付け部を外して・・・と色々と手間がかかるのです。その為今まで手を付けませんでした。交換は30分もかかりませんでした。

さて肝心のインプレですが、
1) 音圧が大幅アップしました。・・・今まではCDとの音圧差が大きく、ボリュームでカバーしていました。それが殆ど変わらない音量で楽しめるようになりました。

2) 音数が増えています。前後の音の幅(奥行き)がさらに広がっています。横方向にも大幅な改善が見られます。センターにSPが1台増えた様な密な鳴り方と、SPの外側にも音が大きく広がっています。

まだ取り付けて30分ほどしか確認していませんが、かなり改善効果が有りそうです。もう少し馴染ませて確認を続けたいと思います。

材質的に従来のフォノケーブルは「銅線」です。銅線には銅線の限界が有ります。今回はゴールドスターで使っている「銀線」を使って作っています。取回し性を考慮して曲がり易く取扱いが易しい傾向のケーブルで作成しています。RCAプラグはフルテックの高級ロジウム仕様で酸化しにくい素材を使っています。


次はフォノケーブルの作成

2011年05月27日 | ピュアオーディオ

今日は午後3時ぐらいから自宅で久しぶりにアナログ(LP)を聴いて見ました。前回聴いたのがいつだったか思い出せないくらい使っていませんでした。(たぶん1年くらい・・・)

自宅のアナログシステムは、
1)カートリッジ・・・SPU-GE(新品状態)
2)トーンアーム・・・SME 3012R
3)フォノケーブル・・・SME純正(RCAタイプ)
4)ターンテーブル・・・マイクロ BL-101L(ベルトドライブ)
5)Y31さんターンテーブルシート(真鍮製)+純毛マット
6)フォノイコライザー・・・アキュフェーズ AD-2810
7)プリアンプ・・・アキュフェーズ C-290

となっています。久しぶりに聴いて見たので、本領発揮まで2時間くらいかかりました。聴き始めは「もや」がかかった様な不鮮明なサウンドで、1時間ほどは使い物になりませんでした。2時間も聴き続けますとCDと区別が付かない程のサウンドになります。

上述のシステムで、CDと遜色ないほどのSN比を確保しています。サウンドはCD再生に比べると奥行き間が大きく空間再現に優れていると思います。質感もより滑らかに感じます。周波数レンジ的には過不足は感じないまでも、材質を見直したらもっと大きく(広く)出きるのではないかと感じます。

今までのケーブル作りの経験やノウハウから4Mを見直したフォノケーブルを作って見たいと考えています。お客様からのフォノケーブルの待望論も有り挑戦して見たいと考えます。

Rca1

フォノケーブルにはRCAタイプと5Pタイプが要りますので、両方作成して見たいと思います。事務所のアナログはSP-10MK2+サエク WE-308SX (5Pタイプ)となっていますので両方確認できます。

Rca2

RCAタイプのフォノケーブルは既に準備していましたので試作品を作って見ました。しばらく自宅で評価して見たいと考えています。