Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

最新デジタルアンプ LH-50

2011年05月17日 | ピュアオーディオ

カマデンキットのデジタルアンプで遊んだのはもう5年ほど前の事。D級アンプの軽薄短小さと、見かけ以上の音質に興味が有ったので、随分と力を入れてやりましたが、まだ時期尚早と諦めました。5年経って中国製のデジタルアンプが思いもかけぬ廉価で沢山のバリエーションで出て来ました。

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今までの経験上、①電源はトロイダルトランスを使っている事 ②ポップノイズが出ない事 の2点をキーワードに探していました。ようやく探していたデジタルアンプの形をしたものを手に入れました。

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LIHAD LH-50 と云う今回のアンプは、しっかりした重量が有り、今までのデジアンと随分と違います。やっと「使えるアンプ」の範疇に入って来たなと思わせる作りです。早速音出し確認をしています。USB入力が付いているので色々と遊べそうな所と実際に使って見た所、遅延回路が入っている為「ポップノイズ」が有りません。これはうれしい所です。

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内部も確認しましたが、基板が接着剤で固定されている様で外せません。この時点で、「手を入れる」事を諦めました。

さて肝心の音質ですが、一般的な廉価な国産アンプクラスのサウンドは出ている様です。歌謡曲をBGMな感じで聴くにはとんがった所がなくて聴き易いです。

一番上の写真でも判る様に、サトリの「Trail仕様」プリメインと音質比較をしました。音のグレードが数段違います。残念ながら全く歯が立ちません。比べる方が可哀そうです。音の品位やキレ・ヌケ・ノビ・ドライブ感が到底太刀打ちできません。

LH-50も基本性能は有ると思います。サトリのアンプも最初はこんなものだったと記憶しています。RCA端子・SP端子・IECインレット・内部配線の交換で大幅な音質アップをしています。その観点から行くと、LH-50も手を入れられればこのくらいのグレードにはなると思います。使って有る材質を良いものに交換すれば直ぐに追いつく事が出来ると思います。それくらい完成度は高いと思います。


次はどんな商品を開発しようか?

2011年05月17日 | ピュアオーディオ

次はどんな商品を開発しようかで悩んでいます。大体こんな時は「頭の中で考えるより、色々作って見て、その出来映えや効果を確認する事」を急ぎます。いくら頭の中で考えても「サウンド」は出てきません。頭の中で考えた事を実際に作って見るとその半分にも満たないイメージでしか有りません。長年サラリーマンをしていて獲得した知恵です。これを「現場の知恵」と私は呼んでいます。

管理職は「マネジメント」と称して「机上の空論」を良くイメージします。それを現場でやるとトラブル続きです。しかし、その方向性のベクトルが合っていれば現場は「工夫」で対応します。本当は管理職が現場に出向いてやる「現場主義」のスピードが速く良いですね。

今までのオーディオで「盲点」になっているものは無いか? これから先に流行する物はないか?も考えますが、今現在鳴っているサウンドで不具合点を探して、その対応策を詰める事も重要です。この辺にヒントが有ります。

先日も購入しましたがデジタルアンプをまた1台追加発注しています。電源部にトロイダルトランスを使ったアンプで(音質改善を顕著に出来る可能性が大きい)、USB接続が出来る事を選択肢に選びました。そのうちお披露目できると良いのですが・・・。