アンプの音質確認をしています。前回「手入れ」をしたサトリのアンプの音質確認です。

モニターSPにALTEC#612Aを使い、比較アンプは自作の管球プリ(WE310A)+GE6550ppアンプです。
上の写真は上から順に①PRE-7610(プリ) ②AMP-7511(パワー10W×2)「 ③SCA-7511(プリメイン 8W×2)です。秘しておきましたが5月のGW中に内部配線の交換を追加しています。更に良くなっています。今回改めて管球アンプと比較をして見ました。
まず最初にミニアンプのプリ+パワーの組み合わせ。音を出した瞬間に「音の広がり」の良さにビックリしました。音数が相当増加しています。管球アンプの組み合わせより音数と音の広がりの良さを感じます。低域のドライブ感と音の厚みは管球アンプの方が上回っています。チョッと音のバランス的に線の細さを感じる。

次にミニアンプのプリメインを使っての試聴。このアンプも音数と音の広がりは管球アンプの組み合わせを上回ります。ただパワーが小さいのでどうしても低域のドライブ感、音の厚みは及びません。しかし、このアンプのバランスは素晴らしい。
3番目はプリ+プリメインの組み合わせ。基本的に音数・音の広がりは管球アンプを上回りますが、パワーが足りませんので低域のドライブ感と音の厚みは不足します。音のバランスが良いのははプリメインが入っている為か?。
今回「予備テスト」としたのには訳が有ります。自宅でマルチをする場合に何処に使えるかを探る目的が有ったからです。基本的に中音・高音に使うなら問題なく使えるレベルに有ると思います。音のヌケやキレ・質感が非常に改善されていました。