Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

久しぶりにブルックナー

2011年05月15日 | ピュアオーディオ

201105_24

今日は毎年恒例の町内会行事「溝掃除」が午前中有りました。今回は1時間ほどで終わりましたのでそう負担にはなりませんでした。溝掃除が終わってから出勤しました。

久しぶりにブルックナーの全集(ヨッフム盤)を取り出して、1番から3番までを聴きました。ブルックナーは20~22才頃良く聴きました。本当に久しぶりに連続して聴いて見ましたが、昔聴こえなかった音が随分と聴こえます。しかし、一度に3曲連続は集中力が続きません。2番までは持ちましたが3番の途中で止めました。

ヨッフム盤は昨年購入してまだ全て聴いていないのですが録音が古いと感じます。ブルックナーは好きな作曲家ですので他にも色々と持っています。ワルターの9番は音が太くて張り出しが有って聴きごたえがします。こちらは古さを感じさせません。



予備テスト

2011年05月15日 | ピュアオーディオ

アンプの音質確認をしています。前回「手入れ」をしたサトリのアンプの音質確認です。

Satri1

モニターSPにALTEC#612Aを使い、比較アンプは自作の管球プリ(WE310A)+GE6550ppアンプです。

Satri1_2

上の写真は上から順に①PRE-7610(プリ) ②AMP-7511(パワー10W×2)「 ③SCA-7511(プリメイン 8W×2)です。秘しておきましたが5月のGW中に内部配線の交換を追加しています。更に良くなっています。今回改めて管球アンプと比較をして見ました。

Satri1_4

まず最初にミニアンプのプリ+パワーの組み合わせ。音を出した瞬間に「音の広がり」の良さにビックリしました。音数が相当増加しています。管球アンプの組み合わせより音数と音の広がりの良さを感じます。低域のドライブ感と音の厚みは管球アンプの方が上回っています。チョッと音のバランス的に線の細さを感じる。

Satri1_5

次にミニアンプのプリメインを使っての試聴。このアンプも音数と音の広がりは管球アンプの組み合わせを上回ります。ただパワーが小さいのでどうしても低域のドライブ感、音の厚みは及びません。しかし、このアンプのバランスは素晴らしい。

Satri1_6

3番目はプリ+プリメインの組み合わせ。基本的に音数・音の広がりは管球アンプを上回りますが、パワーが足りませんので低域のドライブ感と音の厚みは不足します。音のバランスが良いのははプリメインが入っている為か?。

今回「予備テスト」としたのには訳が有ります。自宅でマルチをする場合に何処に使えるかを探る目的が有ったからです。基本的に中音・高音に使うなら問題なく使えるレベルに有ると思います。音のヌケやキレ・質感が非常に改善されていました。