Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

RCA箱システムの不具合#375の交換完了

2011年05月10日 | ピュアオーディオ

当地は本日は「ドシャブリ」の雨です。この雨の中を待ちに待った#375がやって来ました。

懸案であったRCA箱システムの#375の交換です。不具合で有ったRchの#375のみを新しく手に入れた#375と入れ替えました。

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早速「音出し確認」です。ルプーの弾くシューマン/グリーグのP協をかけて確認しています。ビビりが有りません。これで安心して楽しめる様です。

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自宅で不具合を発見して4年もの歳月が流れていました。当初3セットもシステムを作り、維持して行く事など考えてもいなかったのでそのままにしていましたが、RCA箱システムをマルチアンプ方式にした為、とうとう交換を余儀なくされてしまいました。しかしこれでRCAシステムも完成です。UREI#525チャンデバもようやく馴染みだして、活性化を始めている様です。音数が随分と多くなっています。

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基本的にこれでRCA箱システムは完成となりました。後はひたすら鳴らし込んでまとまりを良くして行きます。スケール感が大きく繊細で、重低音が出ない替わりに反応の早い分厚い低域が出ています。これからはこのシステムがメインになって行くでしょう。何故なら非常に耳馴染みが良いのです。


お遊びアンプ

2011年05月10日 | ピュアオーディオ

久しぶりにデジタルアンプを買いました。4年ほど前にトライバスのキットでさんざん遊びましたが、「軽薄短小」な所が気に入り、「1セットくらい持っていても良いや」と思い購入しました。

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LM4752Tと云うICを使ったアンプで、このアンプは雑誌に投稿された作者さんから直接お譲りいただきました。オペアンプはTL082CPを2個使って有ります。部品価格は合計で¥2万円くらいです。電源はACアダプターで24V仕様のモノです。

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入力はRCA2系統、出力はSP端子1系統です。トーンコントロールも付いています。出力は8W×2(8Ω)ですので充分に使えるパワーです。

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サイズはW・H・D=100×100×180mm重量:500gぐらいです。

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アンプ内部も至ってシンプルで「可愛いアンプ」です。このアンプでテレフンケンRB46システムをドライブして見ましたが、価格からすれば十分合格点が出せるサウンドでした。自宅のTV用に使おうかと思っています。

このアンプに手を入れて「音質アップ」を図る事は考えていません。基本的にACアダプターを使って有る点で、「音質アップ」もたがか知れていると思っています。


機器への「音質対策」の基本的考え方

2011年05月10日 | ピュアオーディオ

中級クラスの機器で、最高級クラスの機器の音質に匹敵する「音質」に近づける事は可能だと思うようになっています。何も無理しなくても「最上クラス」の音質は手に入ると思います。今までに管球アンプへの対策やサトリのアンプの音質対策、メーカー製の機器への音質対策等を通して「どんな機器が良いか?」や「どこを対策すると改善できるか?」が判り始めたようです。今までやってきた事がどうやら頭に中で整理が付き始めています。

STEREOは「電化製品です。「電気」の宿命からは逃れられません。

一般に中級機と最高クラスの機器の差は何なのだろうか?と考えていました。難しい回路になっていれば良いか?と言うとそうでもない。一般的には「電源回路」が強力になっているのが常だと思います。パワータップを製作して驚いた事は、このトランス付きのタップを使うと「最高クラス機器」達が持つ「質感」が出てきたことです。これに自分の気付いた事を合わせて、「機器の電源ライン」への対策をすると大幅な質感アップ(音質アップ)が出来た事です。

私の使っている機器たちは決して最高級クラスの機器では有りませんが、チョッと対策しただけで、このクラスに匹敵するサウンドを出せるノウハウを得たと思い始めています。これからはその実践に当たって確かめて行きたいと考えています。