RCA箱システムで2種のチャンデバの試聴をしています。一台はアキュフェーズのF-15Lでもう一台はUREI#525です。
音の傾向は随分違います。アキュフェーズの方が数段上の再生音を出して来ます。音のキレ込みや繊細さ、力強さ等「生演奏」に近いサウンドはF-15Lの方です。これに対してUREIは「ほんのりと丸い」柔らかな質感やバランスをしています。音数(分解能)も力感もとてもF-15Lには及びません。
今日は#525の電源ラインの内部配線を交換しました。上の写真が交換前です。
こちらが交換後です。交換後のサウンドは「音数」や「力感」は随分と改善しましたが、まだほんのりとした柔らかい質感です。F-15Lも昨日「インレット化」と同時に同じような対策を実施しています。F-15Lのキレ込みの良いサウンドとは対照的な質感です。
二つのチャンデバ共に「今出来る事」はしましたので、これからこの電源ラインに馴染んでサウンドが変化して行くと推測しています。「活眼」する為には約半年ほどかかると思います。
ちなみにヒューズはフルテック製にどちらも交換済みです。