Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

周波数帯域のバランス

2012年09月10日 | ピュアオーディオ

10万円のアンプでも100万円のアンプでも、「20Hz~20KHz」(可聴帯域)までの再生帯域が有る様に仕様書ではなっています。
SPの再生帯域の下限はウーハーで決まり、上限は120KHz以上まで出せる様な機種・ユニットが出て来ています。

でも実際に「20Hz~20KHzもしくは120KHz」まで出せてるシステムを持っている方はほとんどいないと思う。
「20Hz」と云う低音は地響きの様な音だと誰かが云っていましたが、私個人としてはその様な低音は聴いた事が有りません。

オリンパスシステムに2系統のCD再生を出来る様にして、この再生帯域に疑問を持つようになりました。機械として20Hz~20KHzまで出せても、それを聴く側が「心地良い」と思うかは別儀だと感じるからです。

長くオーディオをやってこられた方ほど、「好みのバランス」が出来上がって来ていると私は推測します。実際に自分に置き換えてみても「40Hz~16KHz」程出れば音楽は十分楽しめる訳で、無理して30Hzの低域は要らないと思っています。ただ高域は「空気感」みたいなものが出て来ますので、聴こえなくても100KHz程までは出る様に設定しています。

先ほど述べたCD再生の2系統は以下の様になっています。
①A730→Cello DAC→C-290プリ
②A730→WE ライントランス→C-290プリ

②のラインは①のラインに比べ、高域が出ていません。その代わり低域側に伸びています。クラシックのオーケストラやオペラ、ボーカルでは②のラインの方が断然しっくり来ます。解像度や高域の音数では①のラインの方が出ているのですが、音の厚みやステージ感と云った密度感で②のラインの方が自分の好みなのです。

周波数帯域に拘らないで「音楽が楽しめるバランス」にした方が良いのではないかと思う様になっています。


オーディオをやるなら健康が一番

2012年09月10日 | ピュアオーディオ

心身が健康でないと音楽を聴く気になりません。サラリーマン時代も風邪で寝込んだ時や、具合がおかしい時はステレオのSWを入れなくなりました。実際に具合がおかしい時に聴いた事が有りますが、精神を集中出来ないので楽しく有りません。

現在も具合がおかしい時は聴く気が起きません。何をやるにしても「健康第一」ですね。もう20年近く「毎日1万歩」を実践しています。それでも時々は風邪をひきます。風邪をひくと歩けないので辛くなります。悪循環に入らない様に気を付けています。