C22モドキプリアンプの内部配線交換 第3ステップが完了したので、音質確認を自宅でして居ます。WE101Dpp-2号機との組み合わせは初めてになります。
C22モドキプリアンプは事務所で2時間ほど鳴らしこんでいましたが、組み合わせて2時間くらいは「チョッと変???」な音でした。ノイズは無く透明感は有るのに音のキレが殆ど有りません。プラグ・ソケットの馴染みが取れていないと思い、2時間ほど通電してSWをOFFにしました。その後、1時間ほどして再度SWを入れるとキレが少し出てきました。
音が柔らかく出ています。響きや余韻が綺麗です。耳障りな音が有りません。音の厚みが有ります。音の広がり感は今までこのシステムで出した事のない状態です。時々定位がフラ付いています。まだ完全に終段まで電気の通路が繋がっていない感じ?3日ほど鳴らしこんで、不具合の有無をチェックしたいと考えています。
第2ステップでは電源ラインの配線交換でしたので、音の質感やキレ・ヌケがそれなりに出て聴きやすい状態でした。今回は入力ラインですので、ここが良くなっても後の増幅段が元のままでは「ふん詰まり」を起こすようです。今出ている音はまさに「ふん詰まり」の音で、しかも銅線の質感です。特殊銀線の音のキレ・ヌケ・情報量は、全ての配線の交換が完了しないと出てこない様です。
現在のチェックではフォノ1のRch、フォノ2はLR共がおかしいようです。CDやチューナー、AUXの入力ラインはOK。明日、おかしい処は修正します。ステップごとに分けて進めているのは、この不具合を確認する為と、少しづつしか音がこなれてこないからです。一変にやってしまいますと、どこがおかしいのか判らない状況になって後で混乱します。各パーツも活性化するには時間が必要です。
結局、全配線の交換には約1ヶ月の時間がかかる様です。