4月20日は「ジャムの日」です。全国のジャムの製造メーカーや販売企業などで構成する日本ジャム工業組合が創立50周年となる2015年に制定しました。
1910年(明治43年)のこの日、長野県北佐久郡三岡村(今の小諸市)の塩川伊一郎が「苺ジャム」を明治天皇に献上しました。明治初期に始まったジャムの製造が皇室献上品として認められたことは日本のジャム産業の発展に大いに貢献したとの考えから、この日を記念日としました。ジャムの美味しさや魅力を多くの人に知ってもらい、ジャムの需要の喚起と消費の拡大を目的としています。
1月6日の「納豆のお年取り」とは、年越しを指す「お年取り」の日に納豆を食べて、その年の無病息災を願う伝統行事です。1月6日に納豆を食べることで「万病の根が抜けていく」という言い伝えが受け継がれており、その日の夕方に納豆汁を作って、家族みんなで食する地域もあるようです。
納豆汁とは、すりつぶした納豆と豆腐が入った味噌汁のような養生食です。納豆、豆腐、味噌はすべて大豆由来の食品であり、植物性タンパク質をはじめ、各種栄養素がたっぷり含まれています。なかでも、納豆と味噌は大豆の発酵食品でもあります。納豆汁とは、まさに1月の納豆月間に食べるにふさわしいメニューともいえるのではないでしょうか。
大陰暦を使用していた昔は、霜月(11月)の下弦の日(23日)を冬至としていました(現在では12月22日頃になります)。わが国の古い習慣に、この冬至の日に湯をわかして、沐浴(髪を洗い、からだを洗うこと)したのが、ゆず湯のはじまりと言われています。
冬至の1年の中で一番に日照時間が短い時で、東京では9時間25分です。この日を境にして、また日照時間がだんだん長くなり春にむかいます。古くから、この日に冬至かゆ、冬至かぼちゃ、冬至こんにゃくを食べ、またゆず湯に入る習慣があります。冬至の日にかぼちゃを食べると中気にならないと言われ、ゆず湯に入れば風邪を引かないと言われていますが、かぼちゃの色素カロチンは体内でビタミンAの働きをするし、ゆずなど柑橘類の皮に含まれている芳香油の作用は肌荒れをスベスベにし湯ざめを防ぎ、冬の美容と健康にかなった生活の知恵であったのです。
こうした古い習慣が、現代科学によって入浴は血液の循環を良くし、新陳代謝をうながし、疲労回復に効果があり、ゆずの皮の芳香油が湯ざめを防ぐと証明されています。
入浴は健康のもと、ご家族そろってゆず湯に入りましょう。ゆずは「野尻の里」でお求めください!
全体の太さが均一で、表面にツヤがあるものを。大きくなりすぎると味が落ちると言われています。切り口が新鮮でみずみずしいものを選んでください。
保存方法ですが、水分が抜けると味が落ちるので、乾燥は大敵。キッチンペーパーに包んでからポリ袋に入れましょう。冷蔵庫の野菜室で7~10日程度もちます。
食べきれない場合は、食べやすい輪切りや細切りにして冷凍用保存袋へ入れて、冷凍保存してください。水分が多いので、重ならないように並べましょう。1カ月以内に食べきってください。
ロウバイはまるでロウ細工のような黄色い花を咲かせる、中国原産の落葉低木です。開花期以外はあまり目立ちませんが、新春に香り高い花を咲かせる貴重な存在です。
中国では、ウメ、スイセン、ツバキとともに、「雪中の四花」として尊ばれています。江戸時代初期に日本へ渡来し、ほかの花木に先駆けて咲く香りのよい花が愛され、生け花や茶花、庭木として利用されてきました。