9月30日は「くるみの日」です。くるみの生産量日本一である長野県東御市などのくるみ愛好家により制定されました。日付は「く(9)るみ(3)はまるい(0)」(くるみは丸い)と読む語呂合わせから。また、くるみの出回る時期でもあります。くるみの食材としての素晴らしさ、用途の広さなどをアピールすることを目的としています。
くるみは、クルミ科クルミ属の落葉高木の総称。また、その種子(仁)を加工したナッツのこと。英語では「walnut」(ウォールナット)で、木材として日本でも「ウォールナット」という名称で扱われています。
原産地はヨーロッパ南西部からアジア西部とされ、北半球の温帯地域に広く分布しています。くるみの生産はアメリカ・カリフォルニア州と中国が多くなっています。食用としての利用は古く、紀元前7000年前から人類が食用としていたとも言われています。日本では縄文時代から種実の出土事例があり、オニグルミを中心に食料として利用されていたと考えられています。