6月16日は「麦とろの日」です。
6(ムギ)と16(トロ)の語呂合わせからこの日になりました。麦ごはんの会が2001年(平成13年)に制定しました。
「麦とろ」は、夏に向けて、夏バテ対策として優れたメニューです。
そもそも麦には、発汗で失われがちなビタミンB類とミネラルが豊富に含まれています。麦とろごはんとして食べると、大麦に含まれるこれらの成分をとろろが体内に効率的に吸収させます。 これから夏に向けては、夏バテ対策としても優れたメニューです。
さっぱりした味付けで、のどごしも良く、夏バテ解消に効果がある栄養をどんぶり一つで手軽に摂ることができる「麦とろごはん」。「麦とろの日」は、この時期に麦とろごはんを食べていただき、元気に夏を乗り切っていただくための日でもあるのです。
さやえんどうには、カロテン・ビタミンC・鉄が多く含まれています。また、さやえんどうの豆が成長したグリンピースのアミノ酸のバランス(アミノ酸組成といいます)は、リジンが多くメチオニンが少ないのですが、お米のアミノ酸のバランスは逆に、グリンピースには多く含まれているリジンが少なく、メチオニンが多く含まれています。グリンピースを食べるときは、お米を一緒に食べることでお互いが不足を補い合い、体内で効率よく全てのアミノ酸が利用されます。そこでおすすめする料理は、簡単で食卓に彩りも添えるグリンピースご飯! これでアミノ酸バランスはバッチリです。
また、さやえんどうに含まれる鉄分(非ヘム鉄)は本来あまり吸収がよくないのですが、ビタミンCや、肉・魚に含まれる鉄分(ヘム鉄)・たんぱく質は、その吸収を強力にサポートします。ということで、牛肉とさやえんどうのオイスターソース炒めもオススメです。
おいしく食べて、栄養もしっかり摂りましょう。