冬が来るのにそなえて、体に良い自然薯を食べて体力をつけてもらおうと、自然薯の食事処「麦とろ童子」を営む清水元春氏により制定されました。11月16日を「いいいも」(6=もの字に似ている)と読む語呂合わせと、自然薯の最盛期であることからこの日になりました。
自然薯は日本が原産のヤマノイモです。その名が示すとおりかつては山に自生している天然のものを収穫していましたが、近年では栽培が盛んに行われるようになり、まっすぐに伸びた綺麗な形の物が市場に流通しています。もともと野生種で山菜の王者と呼ばれ古くから珍重されてきました。芋の部分だけでなく蔓にはムカゴと呼ばれる大豆ほどの実を付け、これも食用になるほか、春には新芽も山菜として食用とします。