玉ねぎは中央アジアが原産とされていますが、日本で栽培されるようになったのは意外に遅く、明治時代に入ってからだそうです。一般にタマネギと呼んでいる部分は根ではなく、葉の根元が養分を蓄えて丸く太った物で鱗茎(りんけい)と言われるものです。ニンニクやラッキョウも同じ鱗茎部分を食べる野菜です。
一般的な玉ねぎは、収穫後干され、表皮を乾燥させ保存性を高めて出荷されます。これに使われるのは黄タマネギの品種です。一方、新タマネギと呼ばれるものがあります。こちらは、主に白タマネギの品種で、この品種は水分が多く、乾燥処理に向いていないので、収穫後すぐに出荷されます。また、黄タマネギを乾燥処理せずに収穫後すぐに出荷されたものも新タマネギと呼ばれたりします。
たまねぎの辛みと香り、そしてあの涙を出させている成分は主に硫化アリルで、非常に揮発性が高く加熱することで別の物質に変化します。また、水にも溶けだします。単に涙を出させるだけではなく、肉や魚の臭いを消す働きもあります。
また、、体にとっても、消化液の分泌を促し、新陳代謝を盛んにする働きや、血をサラサラにする働きもあり、これによ り高血圧や糖尿病などに高い効果があると言われています。更にビタミンB1と結合しやすく、ビタミンB1の吸収を促す働きもあると言われています。
「なっ(7)とう(10)」の語呂合わせから、1981年に関西納豆工業共同組合が関西地域限定の記念日として制定しました。それを、全国納豆共同組合連合会が1992年に、改めて全国の記念日として制定しています。
「野尻の里」ではおいしい納豆各種取り揃えて、皆様のお越しをお待ちしています。