アスパラガスにはアスパラギンというアミノ酸を豊富に含みますが、このアミノ酸はアスパラガスより初めて発見されたので、この名がつきました。他には、抗酸化作用のあるビタミンA・Eも多く含みます。また、ホワイトアスパラの独特の苦味はサポニンという成分で、これは根元に多く含まれています。下ごしらえのポイントは、穂先と根元を別にすること! そして、調理するときは根元から先に火を加えると火の通りが同じになります。多く含まれているビタミンA・Eは脂溶性ビタミンですので、油を使う炒め物や揚げ物にすると吸収率が高まります。また、サラダで食べるときは、ドレッシングにレモンを使うと、ビタミンCとEが一緒に働き、抗酸化作用が高まります。おいしく食べて、上手に栄養も摂りましょう。