12~14日の3連休を利用して、九州に旅行をしてきました。今回は2日目の13日に出場した「第27回 いぶすき菜の花マラソン」についての記事を書きます。
12日は鹿児島中央駅近くのホテルに宿泊し、13日の朝にマラソンの行われる指宿に向かった。レース当日は、朝4時30分に起床し、食事を済ませ、ホテルをチェックアウトし、鹿児島中央駅5時35分発の電車に乗った。普段、この電車は指宿駅の手前の喜入駅行きですが、マラソン開催に合わせて、臨時に指宿行きになっていました。電車は、朝5時台にもかかわらず満員で出発し、マラソン出場者の多さを実感しました。指宿駅についた後は、会場までバスで向かい、7時過ぎに受付を済ませた。受付後にシャツにゼッケンを付ける(この作業が意外に苦手)など、レースへ向けての準備をした。ウオーミングアップをしている際に、左足の裏のマメが気になったので、絆創膏を貼った。
8時30分頃、スタート地点に向かい、スタートになるまでしばらく待った。僕は実力通り、3時間~4時間辺りの位置に並んだが、周囲の方の服装や脚を見ると、どう見ても実力に応じていない場所に並んでいた人が多かったのが気になった。そうこうしている間に9時にスタートした。
0~5キロ・・・スタートしてから2分後に僕もスタートラインを通過した。しかし、スタート直後に渋滞にはまり、なかなか前に進むことが出来なかった。ホノルルマラソンと同じく、スピードの遅過ぎる人が前に並んでいたため、その人々をかき分けながら進まざるを得なかったので、スピードが上がらなかった。参加される選手の方は、「自分の実力に応じた位置に並びましょう」。
2キロ手前で、遅すぎる方を抜くために前に出ようとした時、バランスを崩して転びそうになった。4キロ手前から上り坂になり、この辺りから自分のペースで走ることができた。この大会では、5キロごとの表示しかないので、ペース配分がどうなっているのかわからなかったが、5キロ地点を通過した時に29分弱を要していたことがわかった。
5~10キロ・・・アップダウンは続いた。7.5キロ過ぎに初めての給水、9キロ過ぎに開門岳が視界に見え、少しホッとした。しかし、上り坂が続き、10キロ手前でコースの最高地点を迎えた。そこから坂を下ったところが10キロ地点でした。この5キロは26分前後で通過した。
10~15キロ・・・坂を下り始めると、池田湖が視界に見え、菜の花と池田湖と開聞岳が同時に撮影できる絶好のスポット(カメラを持って走らなかったので、撮影できなかったのが残念です)を通過した。ここで平坦なコースになると思いきや、12.5キロ過ぎからはまたまた上り坂になり、少しガッカリした。この5キロは25分30秒前後で通過した。
15~20キロ・・・コース図を見ると、坂を下っていることになっているが、坂を下った記憶がない、途中、お手洗いに行こうと思い、牧聞神社の手洗いに行こうとしたが、前のランナーの方について境内の中を走っただけで、場所がわからず、あきらめてコースに戻った。
20キロ手前になると、眼前に見えていた開聞岳が姿を消し、少々気力が落ち始めた。この5キロは26分前後で通過した。
20~25キロ・・・ハーフは1時間51分40秒前後で通過した。お手洗いが見つかり、ようやくお手洗いに入るが、ランニングパンツのひもをきつく結びすぎていたせいか、用を足すのに時間を要した。22.5キロ過ぎから再び上り坂に入り、この辺りから腰の辺りにハリを感じ始めた。25キロ地点手前で、フラワーパークかごしまが見え、景色が変わってホッとした。この5キロは27分前後で通過した。
25~30キロ・・・26キロ付近を通過した後、目の前に上り坂が見えてきた。坂をひたすら登ると、途中で給食所があり、ここでプチトマトを頂いた。この辺りはあまり記憶がないが、この5キロも27分前後で通過した。
30~35キロ・・・僕の周辺のランナーの足腰などを観察する余裕は一応あった。周辺を見回し、僕とほぼ同年代と思われるゼッケン№3372の選手を目標として走った。30キロ過ぎからは下り坂に入り、右側に海が見えてきた。この下り坂は、脚に結構来た。トンネル(34キロ付近)を通り、35キロ地点の山川駅の前を通過した。この5キロも27分前後で通過した。→ゼッケン№3372の方へ、このブログを見ていましたら、是非ともご連絡を下さい。
35キロ~ゴール・・・走っていると前方に上り坂が見えたので、気が滅入った。この坂で止まると目標の4時間以内を超えると思い、気力で何とか上りきった。坂の途中で向かい風が吹き、ランナーにとっては最悪の条件になった。
38キロを過ぎて、指宿の温泉街に入り、残り4キロ、ようやく平坦なコースになった。最後はペースが上がらなかったものの、何とか走りきった。ゴールの陸上競技場に入り、ギリギリのバテバテの状態だったが、何とか完走することが出来た。最後の7キロ強は40分かかった。
記録は3時間49分39秒前後(公式記録は3時間51分47秒)で参加13368人中749位でした。自己ベストには及ばなかったものの、コースの難易度を考えるとそれなりに満足の行く結果でした。目標の4時間以内を達成したので、それだけで十分です。これまで参加した大会に比べ準備期間が短かったこともあり、多少不安でしたが、レース途中で歩くこともなく完走出来たのは、僕にとって大きな収穫でした。
レース終了後は、大会主催者から頂いた食券で、うどん・ぜんざい・さつまいも・おにぎりと引き換えて食べた。量が多かったので、さつまいも1個は家に持ち帰り、おにぎりは翌日の朝食とした。過去出場した大会では、食券を頂く(無料で食事つき)ということがなかったので、嬉しかったです。食後、完走証明書を受け取り、表彰式・閉会式を見て、4時頃にコースを後にした。レースの参加賞は、Tシャツ・タオル・鰹節パックなどがありました。
「ふれあいプラザなのはな館」で温泉に入り、レースの疲れを落とした。浴場に入り、顔の汗を拭った瞬間に「しょっぱい」と感じた。温泉に入った後は、二月田駅まで歩いて向かい、電車に乗り鹿児島へ向かった。この日の夕食は、黒豚のトンカツ定食でした。
レースの感想としては、アップダウンの激しいコースで大変疲れたが、開聞岳・菜の花・海など景色は素晴らしいコースでした。また、ボランティアの方々も給水・食事などを用意していただき、レース中にエネルギー切れになることがなく、感謝しています。レース中は、みかん・きんかん・プチトマト・さつまいも・ソラマメを食べ、昆布茶のカツオ版のちゃぶしをいただきました。レース中にこれだけ食べたのは、初めてでした。
最後に、 マラソンに関する写真を紹介します。写真はスタート地点付近にある「なのはな館」(風呂にも入りました)、菜の花、ゴール地点です。