NYタイム

筆者が興味・関心のある事や趣味に関して語るブログです。〔不定期更新〕

有馬記念を考える

2011-12-24 14:02:16 | 競馬

 今年最後のJRAのG1競走 有馬記念を予想する。中山大障害の予想と同じくA~Eの5段階で評価です。

① ブエナビスタ・・・ジャパンカップで目一杯の仕上げをしたので、反動が気になる所だが、調教を見る限りでは、それなりの状態をキープしているようだ。ただ、直線が短い中山コースは不向きで、馬券圏内に来る可能性は高そうだが、勝つまではどうか? また、過去の有馬記念で、3度目の挑戦で勝った馬の記憶が無く、「三度目の正直」というよりも「二度ある事は三度ある」ではないかと思う。   期待度 B

② ヴィクトワールピサ・・・能力的には上位であるが、状態がまだ上がってきていない感じがする。中山コースで4戦4勝の実績があり侮れないものの、過大な期待はどうか?   期待度 C

③ ヒルノダムール・・・ここに入ると地味な存在だが、皐月賞2着などの実績もあり、中山コースは向きそうな気がする。勝つというイメージはわかないものの、2・3着ならば十分あるのではないかと思う。   期待度 B

④ ペルーサ・・・出走取り消し

⑤ エイシンフラッシュ・・・秋2走が不完全燃焼で、逆に今回が狙い目な気がする。ただ、昨シーズンも秋・冬の成績が一息だっただけに、このシーズンの走りが悪いのかもしれない。   期待度 C

⑥ キングトップガン・・・これまでの実績を考えても、苦戦は免れない。   期待度 E

⑦ トゥザグローリー・・・昨年の3着馬でさほど差はない感じだが、昨年は外国人騎手である程度勝負気配があったが、今年はそこまでの勝負気配ではなさそう。   期待度 C

⑧ ローズキングダム・・・3歳時に菊花賞→ジャパンカップというローテーションでレースを使った馬は、そこで消耗しきって、古馬のG1競走では振るわない馬が多い。古馬になってからも活躍したシンボリルドルフ、ジャングルポケット、メイショウサムソンなど一部例外はあるものの、これらは3歳時に同期の頂点に立った馬であり、ローズキングダムは同期の№1ホースではなかっただけに、今後もG1競走では過大な期待はしない方が良いかもしれない。   期待度 D

⑨ オルフェーヴル・・・三冠馬の有馬記念での成績は、三歳で挑戦した馬の成績に限ると(2,1,0,0)とほぼパーフェクトで、勝ち馬に最も近い位置にいると思う。小回りコースの経験がほとんどない点が気になるが、それも些細な問題であろう。   期待度 A

⑩ トーセンジョーダン・・・天皇賞(秋)→ジャパンカップを激走した反動が出ている感じです。能力的には上位で中山コースにも実績があるので、そこそこのレースはするかもしれないが、単勝までの期待はどうか?   期待度 C

⑪ ジャガーメイル・・・ここ最近は、東京と京都の外回りコースといった直線の長いコースを中心に使ってきているだけに、中山コースの適性に疑問符がつく。前走のジャパンカップより上の成績は期待できないだろう。   期待度 D

⑫ アーネストリー・・・12番枠というのが気になるが、似たようなコースの宝塚記念の勝ち馬でもあり、マークは必要です。ただ、2001年に5歳以上の牡馬の斤量が56→57キロに変更されてから、6歳馬以上の勝ち馬が出ていないだけに、その点は気になります。  期待度 B

⑬ レッドデイヴィス・・・未知の部分が多い3歳馬で、軽視はできないが、過去に2400m以上のレースを一度も使った事のない馬が有馬記念で馬券になったという記憶はない。   期待度 D

⑭ ルーラーシップ・・・素質は認めるものの、半年以上の休み明けで勝負になるほど甘いレースでもなく、中山コースも向くとは思えない。一叩き後の日経新春杯もしくは京都記念でがっつり勝負というのが、正しいのではないか?   期待度 D