NYタイム

筆者が興味・関心のある事や趣味に関して語るブログです。〔不定期更新〕

全日本フィギュア選手権

2007-12-28 22:22:39 | スポーツ

 今日はテレビで、全日本フィギュア選手権女子を見た。フリーでは2位だったものの、ショートプログラム1位の浅田真央が優勝し、全日本選手権2連覇を達成した。2位には安藤美姫、3位には中野友加里が入り、上位3選手が来年3月にスウェーデンで行われる世界選手権への出場が決まった。以下は今日のフリーの演技を見たフィギュアスケート素人の個人的な感想です。全選手書くとキリがないので、上位5選手のみについて書きます。

浅田真央・・・最初のジャンプが1回転になった時にはおやっと思ったが、その後は何とか立て直し、100点満点の演技ではなかったが、合格点レベル以上の演技をしていたような気がします。

安藤美姫・・・今日のベストは、フリー1位でもあった彼女の演技だったと思います。ただ、彼女の演技を見ていて、いつも惜しいと思うのは、スピンや回転の時に軸が大きくぶれて見えることである。フリー1位でも最終的に逆転できなかったのは、その点かと個人的に思いました。

中野友加里・・・最終組で滑った6人のうち、得点はともかく、自分の力を出し切ったと思うのが彼女の演技でした。ジャンプは最初のジャンプ以外ほぼ完璧な流れで滑っていたように見えました。ただ、その他の部分が上位2名と比べるとやや落ちるかなとも感じました。ただ、4位以下の選手との演技と比べると良い演技だったと思うので、総合3位は納得です。

村主章枝・・・僕はクラシック音楽に詳しくないので、演技の際に流れていた音楽のタイトルはわかりませんが、音楽の静-動-静´の構成に合わせて、メリハリのある演技をしていたのは、さすがでした。ただ、ジャンプの失敗などがあり、思ったほど得点が伸びなかったのは残念でした。

鈴木明子・・・以前、地元のニュース番組で、彼女のことを取り上げていたので、何となく名前は覚えていましたが、演技を見るのは初めてでした。ジャンプなどで多少のミスはあったものの、最終組で滑走するというプレッシャーをはねのけての演技を見ると、今後も頑張ってもらいたいと思う選手でした。

 ここで書いた村主以外の各選手はいずれも愛知県出身であるということもあり、こうして見ると、愛知県はフィギュアスケート王国なのだと改めて感じました。

 テレビを見ていてもう一つ感じたことは、「美の世界は1日にしてならず」ということでした。フィギュアスケートで美しく見えるためには、体全体を伸ばすところは伸ばす、曲げるところは曲げるとメリハリがついていなければならず、そのためには、筋力や柔軟性が必要で、天性のもので補える部分も多いとは思うが、それだけでは、日本の世界の頂点に立つのは難しいような気がします。そうして見ると、1日や2日の練習では、フィギュアスケートの世界を演じきるのは無理で、日々の積み重ねが大事なスポーツなのだということも感じました。

 来年の世界選手権には、浅田・安藤・中野の3選手が出場しますが、3選手ともベストの演技を見せてくれることを願っています。  (文中 敬称略)


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2 コメント

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そうそう女子スケート陣営は愛知県なんですよね! (shimo)
2007-12-30 15:53:12
そうそう女子スケート陣営は愛知県なんですよね!
強い選手が出てくると、引っ張られて回りが頑張るのかなー。
よいお年を!
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shimo 様 (よし)
2007-12-30 20:21:49
shimo 様

コメントありがとうございます。
愛知県のフィギュアスケートといえば、フィギュアスケート界で初のメダリストになった伊藤みどり(この方も愛知県出身)の存在も意外に大きかったのではないかと思います。
他の地域と比べ、練習環境が整っているのと優れた指導者が多いというのも、フィギュアスケート界に愛知県出身の選手が多い要因のようです。

shimoさんも良いお年を!
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