今年もJRA-VANが主催するPOG(ペーパー・オーナー・ゲーム)に参加している。指名馬10頭が全部デビューしたので、途中経過を記しておく。
① ジョルジュサンク (牡 栗東・鮫島厩舎) 7戦1勝 総賞金 1,966.8万円 (うち 付加賞金 4.8万円)
父 ヴィクトワールピサ 母 ハリウッドローズ 馬名意味=凱旋門に通ずる道、ジョルジュサンク通りから
京都2歳ステークス(G3)4着など、デビュー以来、全レースで電光掲示板以内を確保しており、POG指名者としては、ありがたい限りです。
本格化は古馬になってからだと思うので、じっくりと見守っていきます。
② メイショウシッポウ (牝 栗東・松永昌博厩舎) 2戦0勝 総賞金 0万円
父 キングカメハメハ 母 エリモフィナーレ 馬名意味=冠名+七宝
2戦ともそれほど着差はないが、好位置から伸びきれないレースが続いている。
現在は休養中だが、復帰後は距離短縮かダート替わりでの浮上を期待している。
③ ベルウッドレオーネ (牡 栗東・坂口厩舎) 1戦0勝 総賞金 0万円
父 ステイゴールド 母 アルフェッカ 馬名意味=冠名+ライオン(イタリア語)
先週の新馬戦でデビューを果たしたが、不良馬場に嫌気がさしたのか、直線の入口で戦意を喪失した感じで失速し、12着に敗退した。
調教の動き自体はそれほど悪くはなさそうなので、次走以降に期待したい。
④ デルマオイチ (牝 美浦・鹿戸厩舎) 5戦0勝 総賞金 50万円
父 ドリームジャーニー 母 ソヨカゼⅡ 馬名意味=冠名+人名
400キロを切る小柄な馬体だが、意外にダート向きなのか、初のダート戦になった4走目で、入着賞金をゲットした。
日曜日の小倉競馬の未勝利戦で復帰するが、距離延長が良い方に向くのでは?と思います。
⑤ ショウサングランド (牡 栗東・牧田厩舎) 1戦0勝 総賞金 150万円
父 シンボリクリスエス 母 ショウサンウルル 馬名意味=冠名+雄大な
1月末の新馬戦は上々の3着で、2走目の日曜日の京都競馬場の未勝利戦で初勝利を目指します。
メンバー的にやや手薄なので、チャンスを生かして何とか勝ち上がってほしいものです。
⑥ トウカイソンジュ (牝 栗東・野中厩舎) 1戦0勝 総賞金 0万円
父 ゼンノロブロイ 母 トウカイファイン 馬名意味=冠名+夢(フランス語)
デビュー戦はややフラフラした走りで、微妙な結果に終わったが、先々は走ってきそうです。
ただ、同時期の兄姉と比べると完成度は低そうなので、完成する頃に未勝利戦が終わってしまうのでは・・・という心配はあります。
⑦ タイムシャワー (牡 栗東・羽月厩舎) 1戦0勝 総賞金 0万円
父 サンライズバッカス 母 クラシックルージュ 馬名意味=時の雨
2戦とも地味な結果に終わってしまったので、しばらくは様子見の感じです。
土曜日の小倉競馬場の未勝利戦で復帰するが、デビュー戦と比べると鞍上が大幅に強化されているので、その辺に期待します。
⑧ オルノス (牝 栗東・鈴木孝志厩舎) 2戦0勝 総賞金 70万円
父 ゴールドアリュール 母 ミコノス 馬名意味=ギリシャのミコノス島の景勝地
新馬戦は5着に入線し上々の滑り出しだったが、休養明けの前走の未勝利戦は強烈なハイペースに巻き込まれ、好位から後退し10着に終わった。
レース内容自体は悪くないので、そのうちチャンスは回ってきそうです。
⑨ ブルースパワー (牡 美浦・伊藤圭三厩舎) 1戦0勝 総賞金 0万円
父 ハービンジャー 母 ドリームマイウェイ 馬名意味=曲名
昨年の10月に1走(14着)したのみで、登録抹消された。今後、ハービンジャー産駒をPOGで指名することはないでしょう。
⑩ ホッコーモモタン (牝 美浦・松永康利厩舎) 3戦1勝 総賞金 680万円
父 ベーカバド 母 ホッコーマスタング 馬名意味=冠名+人名愛称
3戦目の未勝利戦で、鞍上の好判断で逃げ切り、初勝利を飾った。
スタートがあまり良くないのは気になるが、その点が解消されれば、もう少し上を目指せる素材だとは思うので、今後に期待したい。
元POG指名馬のスーサンジョイが出世し、日曜日のフェブラリーステークス(G1)に出走します。初のG1挑戦ということで、メンバーも決して楽ではないが、上位争いをしてくれることを期待します。