今回はメキシコシティのヒルトンホテル、「ヒルトン・メキシコシティ・レフォルマ」をご紹介します。
前回ご紹介したメキシコのコフンリッチにあるタイムシェアに行くには、最寄の空港まで直行便がありませんので、基本的にメキシコシティ経由になります。
日本からの場合、メキシコシティまではANAとエアロメヒコが直行便を飛ばしています。ただ到着が午後になりますので
コフンリッチに行く便で間に合うのは1便だけ。しかもチェトゥマル空港に午後7時前に到着ですから、リゾートに着くのは午後9時頃になります。そんな疲れる旅をするよりも、私はメキシコシティに泊まって、メキシコシティも楽しんでから、ゆっくりコフンリッチに行かれることをお勧めします。
日本からメキシコのリゾートに行こうとすると、メキシコシティ経由になることが多いと思うのですが、意外とメキシコシティはトランジットだけで泊まっていない方が多いみたいですね。その理由はネットを見ると、あまりにも沢山「メキシコシティは危ない」と書かれているからかもしれません。メキシコシティの空港はこんな感じでモダンで綺麗
普通の近代的な空港で危険な感じしません。
まずはゲートを出て、少しだけお金をペソに換金し、UBERでホテルに向かいます。
事前にネットで調べたところ、メキシコシティはUBERがすごく便利とのこと。実際、今回の旅で一番良かったのは、このUBERが利用できた事でした。メキシコのタクシーは運転手が英語が話せないことが多く、値段もあってないようなもので、ぼったくりもあります。(実際、一度だけTaxiに乗ったのですが、ぼったくられました)
でもUBERなら行き先を説明しなくていいし、値段も予めわかります。実際、私は乗車中は殆ど運転手と会話しませんでした。(スペイン語全然できない)あと一番安心なのは自分の現在位置が地図でリアルタイムでわかること。言葉の通じない国で、どこに連れて行かれるかわからない事ほど不安なことはないですよね。
メキシコシティの空港は市の中心部に大変近く、空いていれば30分以内で着きます。料金はこの時は133ペソでした。今1ペソ=4.5円くらいですから600円くらいと大変安いです。
今回泊まったヒルトン・メキシコシティ・レフォルマは大使館や銀行、航空会社のオフィスや高級ホテルが立ち並ぶレフォルマ通りの近くにあります。
メキシコシティのホテルということであまり期待していなかったのですが、かなりお洒落で立派。
到着してからホテルの周りを歩いてみたら、このあたりは外資系のレストランやショップの多く、歴史的地区にありながら、かなりモダンなエリアだということがわかりました。
ホテルの目の前には大きな公園もあり、治安の悪さは感じられませんでした。
こちらの車寄せでUBERを降り、
中に入ります。
ロビーはお洒落で、いろんな像や絵が至るところにあります。
椅子のデザインもなかなか凝ってますねー。
天井が高く開放感のあるロビー
フロントは入って右手。チェックインをしてくれたスタッフは親切でした。
ロビーにはバーやラウンジのスペースが沢山あり
こちらのバーでは
みなさん、サッカーを見ながら盛り上がってました。
入口の近くにEl Cardenalというレストランがあります。今回は1泊(実質的には半泊に近い)しか滞在しなかったので食べるチャンスが無かったのですが、ここに以前泊まった同僚に聞いたら、なかなかいいレストランだったそうです。お店のウエブサイトを以下に貼っておきますので、ここに泊まられるオーナー様は是非ご覧ください。
http://www.restauranteelcardenal.com/welcome-to-el-cardenal-mexican-gastronomy.html
チェックインを終えたらロビーの奥のエレベーターで部屋に上がります。
今回はアップグレードをしてくれて、なんと27階建ての26階
エグゼクティブラウンジがあるフロアでした。
こちらの廊下を歩いて部屋に向かいます。では入ってみましょう。
お部屋もなんとスイートルームになっていました。1泊じゃもったいないなあ。。。
お部屋からメキシコシティの街が見渡せます。
リビングには大きなソファとテーブル。タイムシェアの1ベッドルーム以上の大きさがありました。
でもコーヒーとか
冷蔵庫とかは普通のホテルと同じ。
リビングのクローゼットにセーフティーボックスがありました。
こちらがベッドルームです。入ってみましょう。
ベッドルームもかなりの広さ。
景色も最高!
こちらがベッドルームのクローゼットとバスルームへの入口
バスルームはこんな感じで広々。
シャワールームの他に
ちゃんと浸かれるバスタブもありました。
そして更にリビングルームにももう一つバスルームが付いているんです。しかもバスタブ付き。
更に備え付けのバスローブが物凄く気持よかったです。買って帰ろうかと真剣に悩みましたが、ハワイの気候では厚手のバスローブを使う機会はないだろうと諦めました。
アメニティはここもCrabtree & Evelynでした。
お部屋の次は6階にある共用施設を見てみましょう。
朝食とランチが食べられるTerraza Alameda
開放感のあるオープンエアーのレストランです。
その隣に屋外プールとデッキ
その奥には屋内プールもあります。
更にプールの向いにはテニスコートもあり
緑いっぱいのプロムナード(Alameda)があります。
同じ階にはSpa Alamedaとジムもあります。ここはHオナーズのメンバーのステイタスで利用できるみたいなので、入ってみました。
綺麗な廊下を進んでいくと
立派なロッカールームがあり
奥にはシャワーブースが沢山
椅子もあってなかなかちゃんとしたシャワーブースです。
更にジャグジーもありました。時間さえあればここにゆっくり浸かって、フライトの疲れを癒したかったところです。
更にピカピカのジムと
もちろんスパもありました。設備はヒルトンホテルの中でもかなり充実している方だと思います。
一通りホテル内をチェックして、まだ時間があったので街の散策に出かけました。このヒルトンホテルは面白いことに裏と表で全然作りが違っていて、こちらから見るとかなり古いホテルに見えますが、
反対側はこのようにモダンです。不思議ですねー
レフォルマ通りをぶらぶら。ここを歩いていると空港から来る途中で見た、混沌としたメキシコシティの町が嘘のようです。
El Caballitoの像。 正式には Cabeza de caballo ("horse's head")と言うそうな。
夕焼けに映える革命記念塔
ヒルトンホテルのすぐ裏にある「テアトロ・メトリポリタン」1943年にオープンしたメキシコで一番有名な映画館なんだそうです。
ホテルからレフォルマ通りに向って歩いたところに駅のホームのようなバス停がありました
その周辺に屋台が沢山出ています。
かなり地元の人で賑わっているので、後で食べに行ってみることにしました。
日が落ちてもホテルの前の公園や
ホテルの前の大きな通りはこんな感じで、すごく危険という感じはしませんでした。(もちろん油断は禁物なんでしょうが、後日行ったメルカド(マーケット)のあたりとは、歩いて30分も離れていないのに、天と地ほどの差があります)
さて、散歩の後はエグゼクティブ・ラウンジに寄って、ちょっと喉を潤すことにしました。こちらが26階のエグゼクティブラウンジの入口。
かなりのスペースがあります。どこに人がいるのかな?と思って進んでいくと
みなさん、こちらで飲んでました。というのも
この景色!夜景の定番スポット「ラテンアメリカタワー」もバッチリ見えます。
おつまみは揚げ物からドライフルーツ
メキシコの定番、ピコ・デ・ガヨとワカモレとチップス
そしてチーズ・ハム・デザートと、軽く一杯やるには十分なおつまみがありました。
途中でこんながっつりした揚げ物も出てきて、食べ過ぎてしまうところをぐっと我慢し、
夜のストリートフードへ。先ほど見た屋台は仕事帰りのローカルでいっぱい。ここはホテルから歩いて2-3分です。看板にタコス9ペソとあります。ということは40円くらいでタコスが食べられちゃうってことですね。
屋台をのぞいてみたらこんな美味しそうなお肉が!
早速注文。通りの中でもここのお店が一番人が多かったのですが
食べてみてわかりました。美味い!ライムにハラペーニョもいっぱい。更に「スープもタダで飲めるよ」と隣で食べてたおじさんに教えてもらい、頼んでみたらこれまた美味かった!
更にサランチョ(パクチー)大好きのおじさんはサランチョてんこ盛で追加オーダー。
調子に乗って隣の屋台でケサディーヤを頼んでみたら
おじさん、トルティーヤとチーズを鉄板の上で焼き始め
出てきたのがこれ。なんかチーズに味がないし、チーズ自体も少なくて、これはかなりイマイチでした。やっぱり流行っているお店を選ばないとダメですね。
ということで、正味半日くらいしか滞在できなかったヒルトン・メキシコシティ・レフォルマ。ホテルの設備も部屋も良かったし、周りにはいろんなお店、そして美術館、博物館、記念館などがあって、観光にもすごく便利。治安も悪くない地域にあって、私としては凄くお勧めしたいホテルでした。
次回はコフンリッチからの帰りのトランジットで滞在した、メキシコシティで一番新しいヒルトンホテルをご紹介します。
これがまたユニークで素晴らしいホテルでした。メキシコシティに行ったら是非泊まってみていただきたいホテルです。
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