先日、大学の同窓会のハワイ支部の総会で、初めて「夏の家」(正式名はNatsunoya Tea House)に行ってきましたので
その様子をご紹介します。
夏の家さんはなんと1921年創業だそうで、もう100年以上の歴史があるハワイで唯一の料亭だそうです。
詳しくは以下のウエブサイトを参照ください。
Natsunoya Tea House Banquet Room, Private Party | Honolulu, HI | Call: (808) 595-4488
こちらが夏の家さんの建物です。外から見ると普通の一軒家にしか見えないですよね~。
場所はリリハベーカリーの本店があるリリハを上がったAlewa Heightsと言う小高い丘の上にあります。
建物の前に大きなパーキングがあってバレーパーキングは6ドルです。その日は木曜日だと言うのにほぼ満車でした。
パンデミックも終わってお客様が戻って来てますね。尚、車で行くのが心配な方はUBERだとハワイアンビレッジから時間帯にもよりますが20~30ドル。時間は30分くらいです。
こちらが入り口。
玄関に来るとなんとなく料亭と言うか旅館のような雰囲気です。
ここがハワイだということを忘れてしまいそうですね。
中に入るとクラシックな料亭の雰囲気。
いろんな日本の物が飾られています。
日系人ファミリーが日本の文化を大切にしてきたことがよくわかります。
廊下には日本の昔の有名人や日本の景色の写真が沢山飾られていました。そしてお店の方は着物?浴衣?姿です。
夏の家さんには幾つもバンケットルーム(宴会場)がありますが、今回は2階の角部屋の一番眺めのいいお部屋でした。
なんかすごーく懐かしい雰囲気でしょう?おばあちゃんの家に来たような気がしました。
お部屋は片側が全面窓になっていて、素晴らしい景色が眺められます。
東側はこんな眺め
ダウンタウンからダイアモンドヘッドの方まで見渡せます
目の前はホノルルハーバーからサンドアイランド方面まで
そして今では気が邪魔になってしまってよく見えませんが
パールハーバーの方まで見渡せます。同窓会の先輩の話によると、真珠湾攻撃の際には副領事がここから軍艦の数を数えていたとか。そしてこの「夏の家」の裏手の山、コオラウ山脈を越えてパールハーバーに戦闘機が降りていったのだそうです。歴史を感じますね~
さて、今回の同総会の総会は約20名が集まりました。手前にいらっしゃるのが今年ハワイ三田会の会長をやってくださることになった早川さん。70歳を超えていらっしゃいますが年齢を感じさせない若々しい発想で、今年もハワイ三田会を盛り上げてくれることでしょう。
さて今回のお料理はパーティー料理で、みんなで取り分けるオハナスタイルです。
まずスタートはお刺身
エビグラタンかな?
もちこチキン
ナスの田楽のような味のスパイシーなすび
サクサクの天ぷら
ステーキ
そしてなぜか最後に揚げ出し豆腐が出てきました。ボリューム満点のローカルジャパニーズフードが堪能できました。
そしてウレシイのはこんなお料理がBYOB(Bring Your Own Bottle)で楽しめるところ。最初、部屋に入ったときに「なんでクーラーボックスが置いてあるんだろう?」と思ったら、自分で持ってきたお酒を冷やすためだったんですね。
日が暮れた後はホノルルの100万ドルの夜景が楽しめました。
ハワイの日系人の歴史が感じられる"Natsunoya Tea House"
ランチやお弁当、夜は寿司バーもあるそうなので、騒がしいワイキキのレストランに飽きたら是非行ってみてください。
PBSハワイが作成した「夏の家の歴史」がわかるビデオです。ローカルファミリーの心温まるヒストリーなので是非観てください。
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