先日、姉から「大きな大きな梨」が送られてきた。
「松任梨」とかかれた箱の中には、びっくりするほど大きな「梨」が入っていた。
たまたま同じ日に、当地の名産にもなっている「呉羽梨」を近くの梨園へ行き、朝、摘みたての梨を買ってきた私。
そして並べてみて驚いた。姉から頂いた梨のあまりの大きさに!。
私も大きめのものを買ってきたつもりだったのに・・。
どちらもとっても甘くてジューシィー。そのみずみずしい梨を食べながら、幼かった昔のことを思い出した。
農家で育った私には、その当時「梨」といったら、村の小さな神社の秋のお祭りにしか食べられなかったことを。
学校から帰るとすぐに神社へ遊びに行く。しばらく遊んで、一旦帰宅し、「梨」をおやつにもらい、又、神社へ。
そのお祭りの日の「梨」が、子供心にとってもうれしく、皮もむかれていない小さな硬い梨を、歯で皮をかじり捨てながら大切に大切に食べたことを・・。
今と違って、梨の種類も「長十郎梨」というちょっと赤くて硬く、水分も少ない、でも、甘くておいしかったように思う。
現在は、「幸水」「豊水」「二十世紀」など、水分の多い梨が主流だが、その当時は「長十郎」が、一般的だったように思われます。「二十世紀」もあったようだが
値段が高く、田舎ではぜいたく品だったのでしょう。
「梨」の思い出とともに、私にはこの小さな神社には、もっと忘れられないことがあるのです。
この村では、夏休みはこの神社の縁側で子供たちが集まって、勉強する習慣があったのです。
クーラーのない時代、家では暑くて勉強できないからと、親たちは、神社の縁側なら床も高く、木立に囲まれているので、風も涼しいと考えたのでしょう、殆どの子供が三々五々集まってきて、夏休みの宿題をしていました。
小、中学生も混じって・・。解らないことは互いに教えあって・・と。
今なら塾へ行くように、神社へ行ったのです。
私も、高校受験の夏でも、この神社で勉強していたのです。
のんきな、いい時代だったのです。
「梨」の季節になると、必ずこのことが懐かしく思い出されるのです。
「松任梨」とかかれた箱の中には、びっくりするほど大きな「梨」が入っていた。
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たまたま同じ日に、当地の名産にもなっている「呉羽梨」を近くの梨園へ行き、朝、摘みたての梨を買ってきた私。
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そして並べてみて驚いた。姉から頂いた梨のあまりの大きさに!。
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私も大きめのものを買ってきたつもりだったのに・・。
どちらもとっても甘くてジューシィー。そのみずみずしい梨を食べながら、幼かった昔のことを思い出した。
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農家で育った私には、その当時「梨」といったら、村の小さな神社の秋のお祭りにしか食べられなかったことを。
学校から帰るとすぐに神社へ遊びに行く。しばらく遊んで、一旦帰宅し、「梨」をおやつにもらい、又、神社へ。
そのお祭りの日の「梨」が、子供心にとってもうれしく、皮もむかれていない小さな硬い梨を、歯で皮をかじり捨てながら大切に大切に食べたことを・・。
今と違って、梨の種類も「長十郎梨」というちょっと赤くて硬く、水分も少ない、でも、甘くておいしかったように思う。
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現在は、「幸水」「豊水」「二十世紀」など、水分の多い梨が主流だが、その当時は「長十郎」が、一般的だったように思われます。「二十世紀」もあったようだが
値段が高く、田舎ではぜいたく品だったのでしょう。
「梨」の思い出とともに、私にはこの小さな神社には、もっと忘れられないことがあるのです。
この村では、夏休みはこの神社の縁側で子供たちが集まって、勉強する習慣があったのです。
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クーラーのない時代、家では暑くて勉強できないからと、親たちは、神社の縁側なら床も高く、木立に囲まれているので、風も涼しいと考えたのでしょう、殆どの子供が三々五々集まってきて、夏休みの宿題をしていました。
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小、中学生も混じって・・。解らないことは互いに教えあって・・と。
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今なら塾へ行くように、神社へ行ったのです。
私も、高校受験の夏でも、この神社で勉強していたのです。
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のんきな、いい時代だったのです。
「梨」の季節になると、必ずこのことが懐かしく思い出されるのです。
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