11月12日(木)
お天気に誘われて、上市町の「
ハゲ山」へ、ハイキングに行きました。
午前10時ころまで用事で出られないので、近くの手軽な山へと「ハゲ山」を選んだのです。
名前も面白いでしょう。「ハゲ山」なんて、「失礼しちゃう」と叱られそう!
でも、新・分県登山ガイド「改訂版」「富山県の山」に紹介されているのです。
「ハゲ山」は、気軽に自然を体感できる眺望抜群の里山、標高は464.7mと書かれてます。
10時、車で自宅を出発、北陸道小杉ICから立山ICまで走り、上市町西種の水上地区へ
上市川ダムの方向に進みます。
西種公民館に車を停め、水上集落のなかの登山口から、棚田のあぜ道を歩き
杉林から広葉樹の林の中を登ります。
登山口へ向かう里山の風景
登山口に手書きの案内板
林の木々には、名前が書かれたプラスチック板が取り付けてありました。
すべて、西種地区の人たちが、整備しているようです。
広葉樹の林の間から、剣岳が見えてきました
木々の葉は殆ど散り、散り積もった枯葉を踏みながら登っていきました。
ジグザぐの道を登りきると鞍部の分岐点に出ました。
目の前にハゲ山の三角形の姿が現れました。結構紅葉もきれいです。
分岐点から右へ曲がるとハゲ山に行くのだが、城ケ平方面の左に曲がり、
階段状の急な坂を登ると峠山に到着しました。
頂上からは毛勝三山、剣岳、大日岳など、さらに富山平野や
日本海、遠くには能登半島も眺められる素晴らしい展望です。
毛勝三山
剣岳と大日岳
望遠で剣岳を撮る
反対方向には、富山市街、日本海、遠くにうっすらと能登半島
一旦分岐点に戻り、ハゲ山を目指します。10分ほどで頂上に到着でした。
ハゲ山の頂上も、峠山とほとんど同じ素晴らしい展望です。
ハゲ山(標高:464.7m)頂上からの展望
上市川ダムも見えていました。
頂上で見つけた昆虫たち(見難くてゴメンナサイ)
背中に子イナゴを載せた母イナゴ アキアカネ
頂上で昼食を食べ、下山はもと来たコースを戻るのではなく、西山経由で下りてきました。
落葉した木々ばかりだったが、ようやく紅葉の木に会えました。
名前のわからない木の実や朽ちた木に絡まる蔦
”ソコゴ”という木の実
登山道はあまり利用者がないようで、少々荒れ気味だったが、無事迷うことなく
一般道へ降りてきて、西種公民館の駐車場へと向かいました。
途中、棚田が広がる景色を見ていると、棚田オーナー制度を行っているのか
看板が立てられていました。
全コース所要時間は、登り40分、下り35分。
秋の暖かな陽ざしを浴びて、気持ち良く歩いたハイキングコースでした。
帰りはいつものように立ち寄り湯に行こうと、上市町の「つるぎ恋月」へ。
時間が早いせいか、とても静かで、のんびり温泉に入ってきました。
それでもまだ午後3時半、最近立山町にできたという、アウトドア用品の大型複合施設
「モンベルヴィレッジ立山」に寄ってみました。
広々とした敷地に、アウトドアショップ、ダイニングカフェ、スポーツサイクル、
日常でもつかえる雑貨を扱うお店などがあります。
一番驚いたのは、カヤックができる池があり、体験会も開かれているようでした。
30分あまり、店内を見学、買い物もせずに、帰路につきました。