おえちゃんの独り言

気ままに書いてみたい

カプリ島とイタリア縦断ハイライト9-9

2011年06月29日 14時14分23秒 | イタリア旅行
イタリア旅行 第6日目 5月22日(日)

 フィレンツェ~ベネチア~メストレ

朝7:30バスでベネチアに向けて出発しました。
ハイウェーを約3時間、274km。途中トイレ休憩のため、みやげもの店に
立ち寄る以外は、走りっぱなしです。
イタリアへ来て6日目ともなれば、そろそろ疲れも出てくる頃。
朝が早かったせいもあり、バスの中は殆どの人が眠っていました。

リベルタ橋を渡ると、ベネチアに到着です。
本島への車の乗り入れは制限されているため、水上バス(ヴァポレット)で、移動しなければなりません。
港には、大型クルーズ船(世界周遊船)が、数隻停泊していました。
まるで、ビルのように大きな船体です。テラスには、世界一周の旅を楽しんでいる人の
姿も見えました。


超豪華なクルーズ船

水上バスで40分、沢山の水上バスが行き交うサンマルコ運河の停留場に到着。
運河沿いは、観光客でいっぱいです。


        水に浮かんでいるようなサンマルコ寺院や、大鐘楼


        大勢の観光客で賑わう運河岸通り

太陽が照り付けているが、運河を渡ってくる風がとっても気持ちよいのです。

ちょうどランチタイムだったため、まずは食べることからベネチア観光が始まりました。
サンマルコ広場を横切り、狭い路地裏にあるレストランで、名物料理「いかすみパスタ」を頂きました。
あの黒いパスタは、生臭くて嫌いな私は、口の周りを気にしながら、そっと食べ始めました。
しかし、想像していたほどではなく、美味しく食べることができました。
更に季節限定、今しか食べられないという白アスパラのサラダも追加注文、久々に食べた野菜アスパラは、とっても甘くて、特に美味しく感じました。

イタリアへ来てから、野菜の少ない料理が多いため、野菜を食べたくなっていたことも追加注文の一因です。

再び、サン・マルコ広場へもどりました。ここは、世界遺産に指定された水の都ベネチアのシンボルです。
サン・マルコ広場正面には、壮麗なサン・マルコ寺院があり、大鐘楼や時計台、ドゥカーレ宮など、
ベネチアの主なスポットが集中している世界一美しいといわれる広場です。

大鐘楼は、高さ96mの鐘楼。もともとは見張台と灯台の役目だったが、
現在はエレベーターのついた見晴台として、ビュースポットになっています。


         大空にひときわ美しい大鐘楼

サン・マルコ寺院は、2人のヴェネツィア商人によって運ばれた聖マルコの聖遺骸を安置するため、建設された教会です。
イスラムのモスクを思わせる5つのドーム屋根が特徴です。
宗教行事のため入場できず、外観のみ見学しました。


         イスラムのモスクを思わせるサン・マルコ寺院

寺院正面の頂上部分には、聖マルコ像、その下にはベネチアの象徴である有翼の獅子像が祭られています。


         聖マルコ像と有翼の獅子像


         正面天井の絵画

又、広場の時計塔には、屋上にムーア人の2体のブロンズ像があり、この像が鐘を打ち鳴らして、時を知らせるのです。


         時計塔

ドゥカーレ宮は、ベネチア共和国の政治の中枢があった建物です。
ベネチア派の画家たちが描いた美しい天井画や壁画が数多くあり、大評議会の間の「天国」は、世界最大の油絵といわれています。
階段に描かれた騙し絵も、16世紀には珍しいものです。


        大理石のゴシック様式の建物が美しいドゥカーレ宮


        ドゥカーレ宮内部のフレスコ画


        階段の踊り場、木枠が組んであるように見える騙し絵


    サン・マルコ広場の対面に浮かぶサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会

そして、みやげ物店が軒を連ねる通りを歩いて、ベネチアングラス工房へと
行きました。
ムラーノ島のガラス職人が美しいガラスの馬を巧みに作る様子を見学し、ショップ内で
お買い物タイムです。
鮮やかなゴブレットやグラスなど、ムラーノ島伝統のガラス器やアクセサリーが
きらびやかに並んでいます。
金を混ぜて発色させる貴重な赤を使った、一輪挿しを1個記念に買いました。
少々、値段が張りました。
サービスに、可愛い箸おきを2ケプレゼントしてくれました。

          
       ムラーノ島のヴネツチアン・グラスの証印がついた一輪挿し

添乗員さんお薦めのみやげ物店で、文字盤の周りがベネチアン・グラスで飾られた
おもちゃっぽい腕時計を買いました。これはとても安いのです。

         
          カラフルなガラスで飾られた腕時計

工房を出た後は、15:40分のゴンドラ遊覧までフリータイムです。
入り組んだ街中は、迷子になりそうです。運河を越えるあちこちの橋には必ず、
観光客がゴンドラの通り過ぎるのを眺めています。

集合時間の15:30になったため、ゴンドラ乗り場へと行きました。
ゴンドラには、6人が乗ります。縞模様ののTシャツが似合う船頭さん(ゴンドリエーレ)の
巧みなオール捌きで、憧れのゴンドラ遊覧が出発しました。


        沢山のゴンドラが並ぶ乗り場

まず、大運河から”ため息の橋”をくぐって遊覧が始まりました。
”ため息の橋”は両側の看板に挟まれて真ん中部分しか見えませんが、石橋で、
私達はドゥカーレ宮内部の見学の際に実際渡りました。
かって拷問部屋や裁判所があったドゥカーレ宮と牢獄を結ぶ役割をしていた橋。
囚人達が拷問を受ける際に、ため息をついてこの橋を渡ったと伝えられています。


       ため息の橋(奥に見える橋)をくぐって、ゴンドラ遊覧の始まり


        運河沿いに中世の建物が立ち並ぶ


大運河から小運河へと、小舟に揺られながら、遊覧しました。
狭い運河にさしかかると、水がよどんで溝の臭いがしてきました。
ベランダにお花が飾ってあるところもあれば、洗濯物がヒラヒラしているという、
風情はあるが、生活臭も感じられる街並みを眺めながらの30分間は、
あっという間に終わってしまいました。

次の水上バスまでの1時間余、またまたフリータイムです。

サン・マルコ小広場は、共和国時代に海の玄関口として賑わった処です。
広場の入り口には2本の円柱が立ち、その頂上には、守護聖人の聖テオドール(右)と
有翼の獅子像(左)が立っています。


        サン・マルコ小広場

サン・マルコ広場周辺のみやげ物店やレストランなどを一回りし、疲れたので
ジェラードを食べながら、休憩。


        店先の賑やかなカーニバル用仮面

広場から10分ほどのリアルト橋まで行くべきだったと、後悔しました。

再び水上ボートでベネチアに戻り、更にバスにて今夜の宿泊先、メストレのアントニーホテルへと帰りました。





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ドライトマトとポルチーニ茸

2011年06月27日 08時30分00秒 | 料理・お菓子
イタリアで買ったドライトマトとドライポルチーニ茸を使って、きのこ風味パスタを作ってみました。

ドライトマトは、細長いトマトをスライスし、塩をつけて乾燥したものなのか、塩味がついています。
サラダや、お酒のつまみにもそのまま使えます。

         

ポルチーニ茸は、干し椎茸と同じように、乾燥した茸です。買ったものは、細かく
スライスされていましたが、生のポルチーニ茸を見たことがないので、大きさなどはわかりません。
         

ポルチーニ茸を買ったお店で、「ポルチーニきのこ風味ソース」の作り方の日本語で
書いた小さなメモ書きを貰ったので、作ることにしたのです。

ポルチーニ茸をぬるま湯で戻すと、とても甘い香りがします。
旨みがあり、シャキシャキした歯切れの良い食感です。
イタリアで採れるきのこで、イタリアでは、よく使われるそうです。

そしてもう一つ、パスタもイタリアで買ってきたハート形のパスタです。
シェルや、ペンネなどお馴染みのパスタも買ったのですが、このハート形が
あまりにも可愛かったので使いました。
     
         

          
作ったパスタはこれです。「ポルチーニ茸のクリームソースパスタ」。
茶色く見えるのがポルチーニ茸、赤いのがドライトマトです。
クリームソースにポルチーニ茸とドライトマトを加え、パスタに加えて
よく合えました。
ハート形も壊れていません。茸の戻し汁も旨みがあり、クリームソースに入れたので
全体的に茶色っぽくなってしまいましたが、美味しかったです。

           
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行田公園の花菖蒲(滑川市)

2011年06月25日 08時30分00秒 | 季節の花
6月19日(日)
ラジオから「菖蒲が見ごろを迎えてます」との情報を聞き、滑川市、行田公園の菖蒲園に行きました。

行田公園は、滑川市にある、660,000平方メートルの自然公園です。
菖蒲園は、その中の3,500平方メートルの敷地に88品種、4万株の菖蒲が栽培されています。

当日はお天気もよく、風も爽やかだったせいか、大勢の人が訪れていました。
園内案内図によると菖蒲園は、4箇所に分かれているようで、西菖蒲園から南、東、
北菖蒲園と順々に見て回りました。

     

菖蒲とあやめの違いを解説した掲示板もあり、見てみたが、実際の花たちを見ても
その違いは、正確にはわかりませんでした。

     

西菖蒲園は5部咲きぐらい、東菖蒲園は一面満開状態で、爽やかに咲き乱れ、
華やかな雰囲気でした。

     
             西菖蒲園

     
             東菖蒲園

     
            今まさに開こうとしてます

     
            水滴を載せたこの菖蒲が一番好き

     

     
            とても清楚な白い菖蒲 

     

     

     
北菖蒲園は、これから咲き始めるような状態でした。
地元の人の話では、今年は、昨年より花が沢山咲いているとのことでした。

又、ここには、とやまの名水の一つ「行田の沢清水」がありました。

     
             とやまの名水「行田の沢清水」

花しょうぶは、周りを取り囲むように流れる湧水に育まれているのでしょう。

菖蒲園を一回りした後、昼食をとるため、「道の駅ウェーブパークなめりかわ」へいきました。
「道の駅ウェーブパークなめりかわ」は、「ほたるいかミュージアム」、深層水体験施設「タラソピア」、休憩施設で構成された道の駅です。

「ほたるいかミュージアム」のレストランは何時になく混んでいました。
多分、この日は、高速料金1,000円の最終日だったせいもあるのではないでしょうか?。
県外ナンバーの車が、沢山駐車していました。

展望レストランは、2階ではあるが、富山湾の眺望を楽しむには、ちょうど良い場所です。
レストランの外には、「海洋深層水」の足湯もあります。
しばらく足を浸して、疲れをとることにしました。

      

          


この足湯は、維持費として、100円の協力金を料金箱に入れることになっていましたが
支払わずに帰っていく人もいました。

綺麗な菖蒲と気持ちよい足湯に満足した一日でした。

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カプリ島とイタリア縦断ハイライト9-8

2011年06月23日 09時00分00秒 | イタリア旅行
イタリア旅行 第6日目 5月21日(土)・・その2

午前中のピサ観光を終えて、午後からはフィレンツェにもどり、市内観光です。

ミケランジェロ広場~ドゥオモ(花の聖母寺)~ジョットの鐘楼~シニョーリア広場~ウィフィッツィ美術館~皮革製品工房 約3時間徒歩で回ります。
皮革工房へは、バスで移動しました。

まず、ミケランジェロ広場へ行きました。フィレンツェ随一の眺めを誇る展望スポットです。

   
        ミケランジェロ広場からの展望

   
        広場に立つダビデ像(レプリカ)
     
巨大なドゥオモの丸い屋根と、アルノ川に架かるビェッキオ橋、赤い屋根が立ち並ぶ
風景は、童話の世界のようです。

続いて、サンタ・マリア・ノヴェツラ中央駅前の広場で市内観光地の確認をしてから、
ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)、ジョットの鐘楼へと行きました。

    
         銅版に刻まれた市内観光地案内図

    
         ドゥオーモ(左)とジョットの鐘楼(右)
   
ドゥオーモは、フィレンツェの中心にあり、市民が誇る花の聖母の大教会とも呼ばれている。ミケランジェロ広場やヴェッキオ橋と共に歴史地区で、世界遺産にも登録されています。
ルネッサンス最盛期に数多くの芸術家達が、建築や彫刻、絵画を担当し、芸術の新しい時代を築いていったといわれています。
ドーム天井に描かれたフレスコ画は、旧約聖書を題材にした「最後の審判」です。

    
          ドゥオーモ入り口の人の列

    
          ドゥオーモの外壁の彫刻(レリーフ)
    
          ドゥオーモの内部
    
          天井に描かれたフレスコ画

ドォオーモの脇に立つジョットの大鐘楼は、1300年代に建設されたもので、
今も鐘を鳴らし続けています。塔の外壁は、色大理石を使った鮮やかな装飾が
目をひきました。

続いてシニョーリア広場へと歩きました。広場には大勢の人が集まっていて、
大道芸等も楽しんでいるようでした。

    
          あちこちに彫像が立ち並ぶシニョーリア広場
       
    
          観光用白い馬車

    
          ヴェッキオ宮殿

   
この広場には、かってのフィレンツ政庁舎であったヴェッキオ宮殿があり、野外博物館のような彫刻作品の名作が数多く並んでいました。

         

人ごみを掻き分けながら、ウッフィッツィ美術館へと、行きました。
ここも、土曜日のせいか、人で人であふれています。美術館に入るための、長~い列が続いていました。
この美術館は、ルネッサンス期の名画を集めた美の殿堂として有名です。
サンドロ・ボッテェッリやレオナルド・ダビィンチ、ミケランジェロ、ラファエロなど、美術史で学んだ事のある「ヴィーナスの誕生」、「受胎告知」、「聖家族」、「自画像」など、数々の名画をこころゆくまで観賞することができました。
しかし、ここはカメラ撮影が禁止でした。

   
       ウッフィッツィ美術館よりドゥオーモを眺める

   
       美術館より、フィレンツェ最古のヴェッキオ橋を眺める

再びバスに乗り、職人の町フィレンツェの代表的な職場、皮革製品工房
行きました。
熟練職人さんの、実演を見た後、またまたショッピングタイムです。

   
        熟練職人の実演をm
   
ブランド品の財布を自分用に、お土産用には、小さなレザーポーチを数個買いました。

夕食は、市内の中華レストランで、中華料理でしたが、量ばかり多くて、味は
いまいち美味しく思えませんでした。

夕食後、昨夜と同じニルホテルへと帰りました。






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おとぎの森 バラの手入れ中

2011年06月21日 09時00分00秒 | 季節の花
6月16日(木)、おとぎの森のバラを見に出かけました。

バラが満開の5月末~6月上旬は、時間がなく行けなかったので、もう遅いと判っていたが、
やはり見ておきたくて、出かけました。

思ったとおり、遠くから見れば綺麗なのだが、近寄ってみると、枯れた花が混ざっていました。

ちょうど、職員の方か、ボランティアの方(?)なのかわかりませんが、
咲き終わった花を、花首から1つずつ切り落とす花後の手入れの最中でした。

    
       花壇の中に作業の人が数人見えます

もちろん蕾を残しての作業ですが、広い園内の沢山のバラを1ケずつ摘み取る作業は、
大変だろうと思いました。
こんなに細かい作業をするからこそ、いつも綺麗なバラが咲くのです。

でも、花首から切り落とすことは知りませんでした。
園芸の本などには、花から下の3枚葉までを切り取るように書かれているので、
花首からの切り取りに、ちょっと驚きました。

    
        切り取った後のバラの木

でも、チューリップなども、花首から摘み取ることを考えると、バラもそのほうが二番花のために
良いのかもしれません。
二番花が終わる頃(7月)、更に新たに伸びた枝の1/2~1/3を切り詰めると、秋に
綺麗な花が咲くのだそうです。

摘み取った沢山の花は、ポリ袋に入れてそのまま捨てるのだそうです。
乾燥して、匂い袋にしたり、バラ染めなどにできないのかな?と、思い聞いて見ると、
たまたま香りの弱いバラだったせいか、「香りがないよ」と、あっさり言われました。

でも、まだまだ綺麗なバラが沢山咲いていました。

   
        伊豆の踊り子=フランス名カルトドール

   
           
        ビロード深紅のブルクエンド

   
        周りが赤く中心が藤色のブルーリバー

   
        白~鮮紅色のジュビレ デュ プリンスモナコ

   
        朱赤のオリンピックファイアー

   
        深いワインレッドのイントウリーグ


立派なカメラを持ったおば様が、バラに霧吹きで水をかけて、写真を撮っていました。
その方が立ち去った後、水に濡れているプリンセスアイコが目に付いたので、撮ってみました。

   
     愛子内親王誕生を祝し名付けられた プリンセス アイコ

病気に強いアイスバーグは、赤や白など何種類かあるが、白を買いたいと思っています。

   
        アイスバーグ(白)
   
バラ園には、こんなお花もきれいに咲いていました。

   
        ザクロ~小さな実も付いていました

   
        臭いが苦手だが、花がやさしいドクダミ

早速、”我が家のバラも手入れをしなければ”と思いました。


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カプリ島とイタリア縦断ハイライト9-7

2011年06月19日 09時00分00秒 | イタリア旅行
イタリア旅行 第6日目 5月21日(土)

フィレンツェ~ピサ~フィレンツェ

今日は、午前中はピサの斜塔観光、午後はフィレンツェ市内観光です。

朝8:20集合、現地日本人ガイドも乗り込んで、バスでピサへ向かいました。
約1時間後、ピサに到着。

    
        道路の両側に立ち並ぶ露天商のテント
    
憧れだったピサの斜塔(ピサのドゥオーモ広場=世界遺産)が、とても大きく今にも倒れそうな感じで、目の前に見えるのです。

    
        城壁をくぐると最初に見えた斜塔

思わず、「すご~い」と、声があがりました。
観光客の人数もハンパではありません。どのくらいの人数なんだろか?
ここでも、スリに十分注意するようにと、ガイドさんから忠告されました。

ピサは、13世紀に東方貿易で繁栄を極め、ジェノバやヴェネツィア、アマルフィと並ぶ4大海洋王国として勢力を誇ったところです。
ロマネスク様式のドゥオーモや、斜塔、洗礼堂、など真っ白に輝く大理石の建築物が並ぶ広場は、
緑の芝生と青い空に映えて、その美しさに魅了されました。

まず、洗礼堂に入りました。柱廊部分には、人物の彫像が沢山飾られています。
ドーム状の高い天井(二重構造)は、音響効果がよく、堂内中央の洗水盤の前での、
エコーの実演も聞く事ができました。

   
           洗礼堂の美しい姿

   
           ニコラ・ピサーノの説教壇

   
         エコーの実演を二階から聞きました

   
           青空に映える彫像  

続いて、広場の中心にある壮大な建築物ドゥオーモの中へ。
内部はピザンチン様式の装飾で飾られ、荘厳な雰囲気です。
ガリレオのランプにも、灯りが燈されていました。

   
           ドゥオーモ正面

   
           ドゥオーモの中央長廊

   
        金色のモザイク画が輝くドゥオーモの後陣

   
            ガリレオのランプ

そして、斜塔へ。
斜塔の高さは58.36m、重さ1万4200t、傾斜は約4mあります。
傾いた原因は、軟弱な地盤に建てられたため、地盤沈下によって傾斜していったのです。

   
          斜塔をささえるポーズでパチリ!

一気に傾いたわけではなく、3層部分で5cm、6層部分で90cm、
1372年頂上部と、中心軸を調整しながら完成、傾斜は1.43mになっていた。
その後も徐々に傾き続け、1817年には、3.87mの傾きとなった。

  斜塔に登りたかったが、300段の階段を登るのは、時間的にも無理だったため、
広場で斜塔を支えるポーズで写真を撮ったり、その美しい姿をこころゆくまで眺めました。

   
        広場の赤い気球と大理石の建物が美しい

そして、2時間のピサ観光を終えて、バスの駐車場まで歩き出しました。
突然、若い女性が赤ちゃんを抱えて、すり寄ってきたのです。
一瞬、大きな声が上がり、ジプシーーのスリだとわかりました。
気がついたときには、時すでに遅しです。グループの女性が被害にあいました。
お財布だけ抜き取られたのです。

38名のメンバーが2列になって歩道を歩いていたが、反対側の歩道から突然
出てきて、前、中央、後部の3箇所を、一度に襲ったのです。

広場は大勢の観光客で混雑していたが、「何事もなくてよかったね」と話を
していた矢先の出来事でした。

それ以来、すべてを用心するようなスタイル(ショルダーバックは、体の前で、
開け口に手をかけている)になりました。

再びバスに乗り、フィレンツェへと向かいました。


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牛岳トレッキングと牛岳温泉健康センター

2011年06月17日 09時00分00秒 | トレッキング・登山
6月12日(日)、富山市山田(旧山田村)の牛岳へ、トレッキングし、ふもとの牛岳温泉健康センターで、
温泉に入ってきました。

牛岳(標高987m)は、一昨年初めて登り、山歩きをするための足慣らしに
ちょうど良い山だと思われたので、今年初めてのトレッキングに選びました。

前回同様、牛岳温泉スキー場を車で上がり、牛岳ハイツ・てんころ館の前に
駐車、ここからアスファルトの道を20分あまり歩いて、5合目二本杉まで行きました。
ここまで車で行くこともできます。

   
        牛嶽ふるさと歩道案内図
      
二本杉から、牛岳登山道へと入り、約40分、一段と緑が濃くなった林の中、細い登山道を歩きます。
ピンクのタニウツギや、白いヤマボウシの花が、緑の中でいちだんと綺麗でした。

   
          タニウツギ

   
          小ぶりな花のヤマボウシ

   
          鮮やかなオレンジ色のヤマツツジ

階段状の登山道を足元を気にしながら登ると、8合目鍋谷(800m)のブナ林が休憩地点です。

   
          涼しげなブナの林

   
          艶やかな色のやぶ椿の新葉

   
一息入れると、あとは、急な階段状の道をしばらく登ると、ほどなく頂上に着きます。
頂上には、牛嶽権現堂(うしだけごんげんどう)があり、お参りして振り返ると、
砺波平野が、霞の中に広がって見えました。
権現堂の裏には、はるか遠く雪を被った白山も、うっすらと美しい姿を見せていまし
た。
   
   
          権現堂からうっすらと白山を望む   

10時頃から登り始めて、山頂へは11時に到着。
早めのお昼弁当を食べて、しばらく休憩。その間、日曜日のせいか、家族連れや
年配の夫婦、一人トレーニングする若者など、けっこう多くの人たちが、牛岳を
登ってきていました。

下山は、同じ道を周りの植物を観察したり、すす竹を取ったり、鳥の声を聞きながら、ゆっくり下りてきました。
岩陰にエンレイソウや、ナルコユリがひっそりと咲いていました。

   
          高山植物のエンレイソウ

   
          ナルコユリ

ぬかるんだ道には、1箇所だけ雪が少し残っていました。
きっと、日当たりの一番悪い場所なのでしょう。
苔がびっしり生えて、ずるずるした岩肌でした。

帰り道、タニウツギの蜜を吸っている綺麗な色のアゲハチョウを見つけました。

   
          タニウツギの花にアゲハチョウが・・

   
          ハンカチの木
また、白い葉と緑の葉が混じっているハンカチの木(?)を、はじめて真近で見ました。

今回は、花の種類も多く、とても楽しい山歩きになりました。

車の場所まで戻ったときは、結構疲れを感じました。
久しぶりのトレッキングのせいだったからでしょう。

麓まで下りて、牛岳温泉センターへ、行きました。
これは、3~5月にかけて、富山市内の温泉施設4箇所を巡ってゲットした無料券を
使うためにも、牛岳に登る必要があったのです。
なにせ、無料券の有効期限が6月末日なのです。

   
          牛岳温泉の石碑

少々痛くなった足を、ゆっくり温泉で治そうと、いそいそとお風呂へ。
ところがここの温泉は、源泉が62.8度と、随分高いのです。
そのため湯壷のお湯の温度も高く、ゆっくり浸かることができず、早々と
上がってしまいました。

冬場なら、”これくらいの熱い温泉も気持ちいいだろうに”と思いながら
帰宅しました。



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カプリ島とイタリア縦断ハイライト9-6

2011年06月15日 09時00分00秒 | イタリア旅行
イタリア旅行 第5日目 5月20日(金)

ナポリ~ポンペイ~ナポリ~フィレンツェ

今日は、ナポリ市内を車窓から見学し、ポンペイへ、そして、イタリアの新幹線
ユーロスターで、フィレンツェへ向かいます。

朝8:00バスでホテルを出発。バスの車窓から、街の中心、王宮があるプレピート
広場からナポリ市民のよりどころである、ドゥオーモや、ヌオーヴォ城、卵城などを
見学しました。ナポリ歴史地区は世界遺産にも登録されています。

   
          ヌオーヴォ城

    
          王宮博物館

   
           卵 城

街中のいたるところにゴミが散乱している風景は、日本では考えられないくらいの、汚さです。
又、汚い街らしい面白い風景は、渋滞中に車の窓を拭く仕事が、あるという事です。
水の入ったバケツとモップのようなものを持って並んでいる車に近づき、あっというまに、車の窓を拭くのです。
とても珍しい商売だと、みんなで感心して、眺めていました。

そして、ポンペイへと向かいました。
ポンペイは、古代ローマの地方都市のひとつだったが、紀元79年のヴェスヴィオ山の
噴火によって、一夜にして灰の下に埋まった。
しかし、18世紀初頭、発掘調査により、古代都市ポンペイの姿が明らかになったのです。
”ポンペイ遺跡”は、世界遺産にも登録されています。
古代住居は市壁に囲まれており、6つの門が設けられています。

   
          ポンペイ遺跡入口のマリーナ門

   
          パジリカ(公共集会施設)

   
          道路横断の石(横断歩道)

発掘によって蘇った、主要道路や神殿、公共広場、市場、野外劇場、邸宅、商店、浴場などの跡を巡りながら、眠りから覚めた古代ローマの栄光都市に思いを巡らしました。
   
   
          アポロ神殿

   
          矢を射るアポロ像

   
          フォーロ(公共広場)

   
          公共浴場入口

   
          パン屋の粉挽用石臼

   
            劇  場
   
暑い太陽が照りつける中、約1時間の見学。
遺跡の出口で、日本語版の写真集解説書(DVDつき)を10€で買った。
古代の遺跡を再現するような絵本形式に作られていました(帰国してから確認したもの)。
途中、カメオ工房を見学。90歳代のカメオ職人の先生の実演を見た後、カメオの装飾品のお買い物が始まりました。
その先生が彫った作品を買うと、先生のサインを入れていただける。
綺麗なブローチやネックレス、イヤリング等を見ると、どうしても買いたくなり、
ブローチにもペンダントトップにもなるカメオを買い、先生のサインを入れていただき、
一緒に記念撮影もしてきました。

遺跡近くのレストランで昼食をとった後、再びナポリへ戻りました。

ナポリ中央駅から、14:50発イタリアの新幹線”ユーロスター”に約4時間乗車、
フィレンツェへ、移動しました。

   
           ユーロスター(新幹線)

ナポリでは、新幹線の発車や、到着の案内は一切なく、予定時間になると、
自然にドアが閉まり、静かに動いていきます。予定時間の数分の遅れなどは、
日常茶飯事だそうです。

車内は、テーブルを囲んで4人向かい合わせのシートです。このシートのお陰で、
ツアーの参加者の全く知らなかった人とも親しくなれて、この後からの観光も
一段と楽しくなりました。

18:00、フェレンツェのホテルに到着。

   
           ニルホテル
          
夕食までの1時間あまりのフリータイムができたので、近くのスーパーマーケットへ歩いていきました。
指定の大きなカートに、水500ccのペットボトル6本1パックを入れてレジへ並ぶ。
このスーパーでは、買い物をしないと出口から出られない仕組みになっていて、ちょっと戸惑いました。
19:30から、ホテル内のレストランで、夕食。
今夜のメニューは、ビステッカ・フィオレンティーナという、フィレンツェ風ステーキでした。
ガイドブックによると、このステーキは、骨付き肉のステーキと説明されているが、出てきたお肉は
薄い牛肉のステーキでした。

この”ニルホテル”で、今夜と明晩の連泊なので、気持ちに余裕ができました。

明日は、ピサと、フィレンツェ市内の観光です。

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バラ饅頭

2011年06月13日 09時00分00秒 | 料理・お菓子
6月10日(金)

バラはバラでも、今日はバラのお饅頭です。



友達から、バラ饅頭を頂きました。
薔薇が大好きで、沢山栽培している彼女は、先日岐阜の「花フェスタ記念公園」へ、バラ見学に行き、
おみやげに買ってきてくれたのです。

これまで、色々なお菓子を食べましたが、バラ饅頭は、初めてではないだろか?
白餡に、薄い白い皮、ちょうど、薄皮饅頭のような感じです。
ほんのりピンク色でバラの香りがして、甘いのです。
原材料をみてみると、ローズエキスが入っていました。
合成着色料は使っていなく、自然色素で製造と記されていました。

お饅頭も美味しかったけど、「花フェスタ記念公園」とやらへ、是非行ってみたいと思いました。
ネットで、検索すると、岐阜県可児市瀬田で、2005年花フェスタ岐阜が開催されたところです。
岐阜県は、バラの生産量日本一であり、記念公園は薔薇の種類では世界一のバラ園だそうです。
広大な敷地に、7,000種、60,000株のバラが栽培されているとのこと。
6月26日まで、バラ祭が開催されているので、出かけたいです。

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挿し木のバラ”ハーモニー”

2011年06月10日 18時17分12秒 | 季節の花
昨年、挿し木をしたバラ、”ハーモニー”が、蕾をつけました。

         
   挿し木した”ハーモニー”         親株に咲いた”ハーモニー” 
       
まだ、とっても小さい木なのに、大きな蕾が1ケついています。
鉢植えの親株のほうも、とても元気で、毎年大きな濃いオレンジ色の花が咲きます。
今年も、次から次と、花が咲いています。
このバラには、トゲがなく、茎も丈夫なので、切花に最適です。
花が大きくて、色も鮮やかなので、1本でも豪華に見えます。
今年も挿し木をして、増やそうと思っています。

ハーモニーのほかに、鉢植えのバラは、5~6種類ありますが、
2種類が蕾が枯れる病気になってしまい、元気がありません。
四季咲きのバラなので、秋には綺麗な花が咲くよう、今後、こまめに手入しようと思っています。
コメント (2)
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