イタリア旅行 第6日目 5月22日(日)
フィレンツェ~ベネチア~メストレ
朝7:30バスでベネチアに向けて出発しました。
ハイウェーを約3時間、274km。途中トイレ休憩のため、みやげもの店に
立ち寄る以外は、走りっぱなしです。
イタリアへ来て6日目ともなれば、そろそろ疲れも出てくる頃。
朝が早かったせいもあり、バスの中は殆どの人が眠っていました。
リベルタ橋を渡ると、ベネチアに到着です。
本島への車の乗り入れは制限されているため、水上バス(ヴァポレット)で、移動しなければなりません。
港には、大型クルーズ船(世界周遊船)が、数隻停泊していました。
まるで、ビルのように大きな船体です。テラスには、世界一周の旅を楽しんでいる人の
姿も見えました。
超豪華なクルーズ船
水上バスで40分、沢山の水上バスが行き交うサンマルコ運河の停留場に到着。
運河沿いは、観光客でいっぱいです。
水に浮かんでいるようなサンマルコ寺院や、大鐘楼
大勢の観光客で賑わう運河岸通り
太陽が照り付けているが、運河を渡ってくる風がとっても気持ちよいのです。
ちょうどランチタイムだったため、まずは食べることからベネチア観光が始まりました。
サンマルコ広場を横切り、狭い路地裏にあるレストランで、名物料理「いかすみパスタ」を頂きました。
あの黒いパスタは、生臭くて嫌いな私は、口の周りを気にしながら、そっと食べ始めました。
しかし、想像していたほどではなく、美味しく食べることができました。
更に季節限定、今しか食べられないという白アスパラのサラダも追加注文、久々に食べた野菜アスパラは、とっても甘くて、特に美味しく感じました。
イタリアへ来てから、野菜の少ない料理が多いため、野菜を食べたくなっていたことも追加注文の一因です。
再び、サン・マルコ広場へもどりました。ここは、世界遺産に指定された水の都ベネチアのシンボルです。
サン・マルコ広場正面には、壮麗なサン・マルコ寺院があり、大鐘楼や時計台、ドゥカーレ宮など、
ベネチアの主なスポットが集中している世界一美しいといわれる広場です。
大鐘楼は、高さ96mの鐘楼。もともとは見張台と灯台の役目だったが、
現在はエレベーターのついた見晴台として、ビュースポットになっています。
大空にひときわ美しい大鐘楼
サン・マルコ寺院は、2人のヴェネツィア商人によって運ばれた聖マルコの聖遺骸を安置するため、建設された教会です。
イスラムのモスクを思わせる5つのドーム屋根が特徴です。
宗教行事のため入場できず、外観のみ見学しました。
イスラムのモスクを思わせるサン・マルコ寺院
寺院正面の頂上部分には、聖マルコ像、その下にはベネチアの象徴である有翼の獅子像が祭られています。
聖マルコ像と有翼の獅子像
正面天井の絵画
又、広場の時計塔には、屋上にムーア人の2体のブロンズ像があり、この像が鐘を打ち鳴らして、時を知らせるのです。
時計塔
ドゥカーレ宮は、ベネチア共和国の政治の中枢があった建物です。
ベネチア派の画家たちが描いた美しい天井画や壁画が数多くあり、大評議会の間の「天国」は、世界最大の油絵といわれています。
階段に描かれた騙し絵も、16世紀には珍しいものです。
大理石のゴシック様式の建物が美しいドゥカーレ宮
ドゥカーレ宮内部のフレスコ画
階段の踊り場、木枠が組んであるように見える騙し絵
サン・マルコ広場の対面に浮かぶサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会
そして、みやげ物店が軒を連ねる通りを歩いて、ベネチアングラス工房へと
行きました。
ムラーノ島のガラス職人が美しいガラスの馬を巧みに作る様子を見学し、ショップ内で
お買い物タイムです。
鮮やかなゴブレットやグラスなど、ムラーノ島伝統のガラス器やアクセサリーが
きらびやかに並んでいます。
金を混ぜて発色させる貴重な赤を使った、一輪挿しを1個記念に買いました。
少々、値段が張りました。
サービスに、可愛い箸おきを2ケプレゼントしてくれました。
ムラーノ島のヴネツチアン・グラスの証印がついた一輪挿し
添乗員さんお薦めのみやげ物店で、文字盤の周りがベネチアン・グラスで飾られた
おもちゃっぽい腕時計を買いました。これはとても安いのです。
カラフルなガラスで飾られた腕時計
工房を出た後は、15:40分のゴンドラ遊覧までフリータイムです。
入り組んだ街中は、迷子になりそうです。運河を越えるあちこちの橋には必ず、
観光客がゴンドラの通り過ぎるのを眺めています。
集合時間の15:30になったため、ゴンドラ乗り場へと行きました。
ゴンドラには、6人が乗ります。縞模様ののTシャツが似合う船頭さん(ゴンドリエーレ)の
巧みなオール捌きで、憧れのゴンドラ遊覧が出発しました。
沢山のゴンドラが並ぶ乗り場
まず、大運河から”ため息の橋”をくぐって遊覧が始まりました。
”ため息の橋”は両側の看板に挟まれて真ん中部分しか見えませんが、石橋で、
私達はドゥカーレ宮内部の見学の際に実際渡りました。
かって拷問部屋や裁判所があったドゥカーレ宮と牢獄を結ぶ役割をしていた橋。
囚人達が拷問を受ける際に、ため息をついてこの橋を渡ったと伝えられています。
ため息の橋(奥に見える橋)をくぐって、ゴンドラ遊覧の始まり
運河沿いに中世の建物が立ち並ぶ
大運河から小運河へと、小舟に揺られながら、遊覧しました。
狭い運河にさしかかると、水がよどんで溝の臭いがしてきました。
ベランダにお花が飾ってあるところもあれば、洗濯物がヒラヒラしているという、
風情はあるが、生活臭も感じられる街並みを眺めながらの30分間は、
あっという間に終わってしまいました。
次の水上バスまでの1時間余、またまたフリータイムです。
サン・マルコ小広場は、共和国時代に海の玄関口として賑わった処です。
広場の入り口には2本の円柱が立ち、その頂上には、守護聖人の聖テオドール(右)と
有翼の獅子像(左)が立っています。
サン・マルコ小広場
サン・マルコ広場周辺のみやげ物店やレストランなどを一回りし、疲れたので
ジェラードを食べながら、休憩。
店先の賑やかなカーニバル用仮面
広場から10分ほどのリアルト橋まで行くべきだったと、後悔しました。
再び水上ボートでベネチアに戻り、更にバスにて今夜の宿泊先、メストレのアントニーホテルへと帰りました。
フィレンツェ~ベネチア~メストレ
朝7:30バスでベネチアに向けて出発しました。
ハイウェーを約3時間、274km。途中トイレ休憩のため、みやげもの店に
立ち寄る以外は、走りっぱなしです。
イタリアへ来て6日目ともなれば、そろそろ疲れも出てくる頃。
朝が早かったせいもあり、バスの中は殆どの人が眠っていました。
リベルタ橋を渡ると、ベネチアに到着です。
本島への車の乗り入れは制限されているため、水上バス(ヴァポレット)で、移動しなければなりません。
港には、大型クルーズ船(世界周遊船)が、数隻停泊していました。
まるで、ビルのように大きな船体です。テラスには、世界一周の旅を楽しんでいる人の
姿も見えました。
超豪華なクルーズ船
水上バスで40分、沢山の水上バスが行き交うサンマルコ運河の停留場に到着。
運河沿いは、観光客でいっぱいです。
水に浮かんでいるようなサンマルコ寺院や、大鐘楼
大勢の観光客で賑わう運河岸通り
太陽が照り付けているが、運河を渡ってくる風がとっても気持ちよいのです。
ちょうどランチタイムだったため、まずは食べることからベネチア観光が始まりました。
サンマルコ広場を横切り、狭い路地裏にあるレストランで、名物料理「いかすみパスタ」を頂きました。
あの黒いパスタは、生臭くて嫌いな私は、口の周りを気にしながら、そっと食べ始めました。
しかし、想像していたほどではなく、美味しく食べることができました。
更に季節限定、今しか食べられないという白アスパラのサラダも追加注文、久々に食べた野菜アスパラは、とっても甘くて、特に美味しく感じました。
イタリアへ来てから、野菜の少ない料理が多いため、野菜を食べたくなっていたことも追加注文の一因です。
再び、サン・マルコ広場へもどりました。ここは、世界遺産に指定された水の都ベネチアのシンボルです。
サン・マルコ広場正面には、壮麗なサン・マルコ寺院があり、大鐘楼や時計台、ドゥカーレ宮など、
ベネチアの主なスポットが集中している世界一美しいといわれる広場です。
大鐘楼は、高さ96mの鐘楼。もともとは見張台と灯台の役目だったが、
現在はエレベーターのついた見晴台として、ビュースポットになっています。
大空にひときわ美しい大鐘楼
サン・マルコ寺院は、2人のヴェネツィア商人によって運ばれた聖マルコの聖遺骸を安置するため、建設された教会です。
イスラムのモスクを思わせる5つのドーム屋根が特徴です。
宗教行事のため入場できず、外観のみ見学しました。
イスラムのモスクを思わせるサン・マルコ寺院
寺院正面の頂上部分には、聖マルコ像、その下にはベネチアの象徴である有翼の獅子像が祭られています。
聖マルコ像と有翼の獅子像
正面天井の絵画
又、広場の時計塔には、屋上にムーア人の2体のブロンズ像があり、この像が鐘を打ち鳴らして、時を知らせるのです。
時計塔
ドゥカーレ宮は、ベネチア共和国の政治の中枢があった建物です。
ベネチア派の画家たちが描いた美しい天井画や壁画が数多くあり、大評議会の間の「天国」は、世界最大の油絵といわれています。
階段に描かれた騙し絵も、16世紀には珍しいものです。
大理石のゴシック様式の建物が美しいドゥカーレ宮
ドゥカーレ宮内部のフレスコ画
階段の踊り場、木枠が組んであるように見える騙し絵
サン・マルコ広場の対面に浮かぶサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会
そして、みやげ物店が軒を連ねる通りを歩いて、ベネチアングラス工房へと
行きました。
ムラーノ島のガラス職人が美しいガラスの馬を巧みに作る様子を見学し、ショップ内で
お買い物タイムです。
鮮やかなゴブレットやグラスなど、ムラーノ島伝統のガラス器やアクセサリーが
きらびやかに並んでいます。
金を混ぜて発色させる貴重な赤を使った、一輪挿しを1個記念に買いました。
少々、値段が張りました。
サービスに、可愛い箸おきを2ケプレゼントしてくれました。
ムラーノ島のヴネツチアン・グラスの証印がついた一輪挿し
添乗員さんお薦めのみやげ物店で、文字盤の周りがベネチアン・グラスで飾られた
おもちゃっぽい腕時計を買いました。これはとても安いのです。
カラフルなガラスで飾られた腕時計
工房を出た後は、15:40分のゴンドラ遊覧までフリータイムです。
入り組んだ街中は、迷子になりそうです。運河を越えるあちこちの橋には必ず、
観光客がゴンドラの通り過ぎるのを眺めています。
集合時間の15:30になったため、ゴンドラ乗り場へと行きました。
ゴンドラには、6人が乗ります。縞模様ののTシャツが似合う船頭さん(ゴンドリエーレ)の
巧みなオール捌きで、憧れのゴンドラ遊覧が出発しました。
沢山のゴンドラが並ぶ乗り場
まず、大運河から”ため息の橋”をくぐって遊覧が始まりました。
”ため息の橋”は両側の看板に挟まれて真ん中部分しか見えませんが、石橋で、
私達はドゥカーレ宮内部の見学の際に実際渡りました。
かって拷問部屋や裁判所があったドゥカーレ宮と牢獄を結ぶ役割をしていた橋。
囚人達が拷問を受ける際に、ため息をついてこの橋を渡ったと伝えられています。
ため息の橋(奥に見える橋)をくぐって、ゴンドラ遊覧の始まり
運河沿いに中世の建物が立ち並ぶ
大運河から小運河へと、小舟に揺られながら、遊覧しました。
狭い運河にさしかかると、水がよどんで溝の臭いがしてきました。
ベランダにお花が飾ってあるところもあれば、洗濯物がヒラヒラしているという、
風情はあるが、生活臭も感じられる街並みを眺めながらの30分間は、
あっという間に終わってしまいました。
次の水上バスまでの1時間余、またまたフリータイムです。
サン・マルコ小広場は、共和国時代に海の玄関口として賑わった処です。
広場の入り口には2本の円柱が立ち、その頂上には、守護聖人の聖テオドール(右)と
有翼の獅子像(左)が立っています。
サン・マルコ小広場
サン・マルコ広場周辺のみやげ物店やレストランなどを一回りし、疲れたので
ジェラードを食べながら、休憩。
店先の賑やかなカーニバル用仮面
広場から10分ほどのリアルト橋まで行くべきだったと、後悔しました。
再び水上ボートでベネチアに戻り、更にバスにて今夜の宿泊先、メストレのアントニーホテルへと帰りました。