8月27日(土)、前日の天気予報の晴れマークを見て、急遽立山行きを決定。
4時起床、5時、自宅を車で出発。
5時40分山の上に朝日が昇ってきました
北陸道・立山IC経由、約1時間45分で電鉄立山駅に7時少し前に到着しました。
ところが、駐車場はすでに満車で、河川敷にある臨時駐車場で駐車することになりました。
これまで、何度もこの立山駅を利用しているが、河川敷の駐車場に止めたのは、今回初めてでした。
駐車場で、靴を履きかえ、登山スタイルで駅まで、2~3分歩いていきました。
空は青く晴れわたり、駅は大勢の観光客でいっぱいです。私も4年ぶりの立山登山です。
地鉄立山駅前広場
晴れた土曜日であることと、富山県民感謝デー(8/20~8/31)の期間中でもあるからだったのでしょう。
富山県民感謝デーとは、富山県民対象に上記期間中は、立山黒部アルペンルートの
立山駅~扇沢駅間の各乗物の運賃が3割引きとなるものなのです。
このことは、ラジオでも放送されていたので、どのようにすればいいのかと思っていたところ、
8月18日の新聞に、申込票が印刷されていて、それを切り抜き必要事項を記入して、利用当日、
切符売り場の窓口で身分証明書(免許証など)を提示して、申込書を提出すれば、
切符が買えることがわかりました。
今夏も何かと忙しく、立山登山はほとんど諦めていたが、「もしかして?」 との
淡い期待もあったので、申込書はとりあえず捨てずに持っていました。
その恩恵を受けて、立山ケーブルカー・高原バス共通乗車券を往復で購入しました。
立山駅~室堂間往復大人一人4,190円のところが2,940円でした。
7時40分のケーブルまで約30分、駅前の広場に座り込んで、朝食のおにぎりを食べて待ちました。
その間あんなに大勢いた観光客も、スムーズに動いています。
ケーブルも高原バスも10分間隔に臨時便が出されたからでした。
ケーブルで美女平へ、さらに高原バスで室堂へと進み、室堂へは9時少し前に到着しました。
途中、バスは称名滝やソーメン滝の見えるところで、停まってくれます。
バスの中から、ソーメン滝を撮ることができました。
バスの中からソーメン滝を見る
久しぶりの室堂平の風景に感動!。雄山頂上は、時折ガスがかかってくるが、青空も覗いています。
室堂平から雄山・大汝山の雄姿
一の越経由雄山頂上を目指して出発しました。
ガスが晴れると太陽が照りつけます。まだまだ日差しが強く、あまり涼しくないのです。
おなじみの整備された登山道を、高山植物を見つけながら歩きました。
いつも雪渓のところまで来ると、ホッとし、あと半分だ思うと、元気が出ます。
でも実は、ここから一の越までが意外ときついのです。
万年雪の雪渓
雪渓の登山道を歩く
高山植物は初夏に比べると咲いている花の種類もぐっと少なくなっていました。
チングルマのかわいい風車が、室堂平付近には、沢山咲いていました。
花の終わったチングルマ
黄色く色づき始めたイワイチョウの群生に、秋の気配を感じました。
一面に広がるイワイチョウの黄色とチングルマのピンク
一の越に到着したのは10時でした。予定どおり1時間かかりました。
一の越からの素晴らしい眺めは、ガスに阻まれてほとんど見えませんでしたが、時々晴れ間が
広がり今歩いてきた方向を眺めてみました。
一の越より室堂方向の絶景
少しの休憩を取り、今度は頂上を目指して登り始めます。
ガレ場と岩場が延々と続きます。喘ぎながら、沢山の人が登っています。
私たちも、休み休み、慎重に足を運びました。ガレ場は、落石が起きやすいのです。
5合目あたりで、「立山登山マラニック」のトップランナー(1位)が、駆け上ってきました。
その元気な様子にびっくりしました。笑顔で軽々と岩を駆け上るのです。
笑顔で駆け上るトップランナー
「立山登山マラニック」とは、富山市の海岸から雄山(標高3003m)山頂までを
1日で踏破するマラソンです。
午前4時、富山市浜黒崎キャンプ場をスタートし、常願寺川沿いを走り、地鉄立山駅前や
室堂などを通過して、山頂を目指し65Kmを走り、登る過酷なマラソンなのです。
トップランナーが通り過ぎてから20分後ぐらいに、次のランナー(2位)が駆け上ってきました。
私たちはまだ、頂上へも到着していません。
大きな岩をよじ登りながら、頂上に着いたのは、11時少し過ぎでした。
1時間の予定が15分オーバーしてしまいました。
体力の衰えを感ぜずにはいられませんでした。
頂上では、マラニックのゴールが張られ、もうすでに3位まで到着していて、4位のランナーが
ちょうど入ってきました。大きな声援と拍手がわきあがっていました。
テレビカメラもランナーにインタビューなどしていました。
マラニック完走横断幕の前で休憩するランナー(1・2・3位)
4位のランナーがゴール目指して
テレビ局のインタビューを受けるランナー
日本三霊山の一つ、立山頂上雄山神社に参拝後、頂上にて昼食をとり休憩。
その間も、ガスが谷間から湧き上がり、時折雄山神社も見えなくなってしまうほどでした。
頂上雄山神社へ参拝する人々
深い谷から湧き上がるガス
お天気模様が悪くならない前に下山しようと、12時に頂上を後にしました。
この1時間余りの間に、10人くらいのランナーが次々と到着していました。
このような厳しい競技に果敢に取り組む人たちから、勇気と感動をいただいたような気がしました。
頂上から一の越までの下山も簡単ではありません。
落石を起こさないよう、岩を慎重に踏み越えながら腰を落とし、手を突きながら40分あまりかけて
一気に降りてきました。
さらに一の越から室堂へと、同じ道を下っていきました。
途中、かわいいライチョウの雛が草むらにいるのを発見。5羽もいてびっくりです。
こんなに近くで見るのも初めてで、とっても珍しいことでした。
立ち止まってカメラを構えていても、平気でちょこちょこと動き回っていました。
4羽のライチョウの雛たち
室堂へ到着したのは、2時ころでした。みくりが池や地獄谷へも十分回れる時間だったが、
翌日の予定もあり、今回は雄山頂上のみで、帰ることにしました。
立山玉殿の湧水で喉を潤し、空のペットボトルにも湧水を汲んで持ち帰ることにしました。
午後3時、臨時便の高原バス・ケーブルを乗り継いで、午後4時に立山駅へと戻ってきました。
帰宅途中、吉峰温泉ゆ~ランドに立ち寄り、温泉で疲れと汗を流し、家路につきました。
この日出会った花たちは、次回にUPしたいと思っています。
4時起床、5時、自宅を車で出発。
5時40分山の上に朝日が昇ってきました
北陸道・立山IC経由、約1時間45分で電鉄立山駅に7時少し前に到着しました。
ところが、駐車場はすでに満車で、河川敷にある臨時駐車場で駐車することになりました。
これまで、何度もこの立山駅を利用しているが、河川敷の駐車場に止めたのは、今回初めてでした。
駐車場で、靴を履きかえ、登山スタイルで駅まで、2~3分歩いていきました。
空は青く晴れわたり、駅は大勢の観光客でいっぱいです。私も4年ぶりの立山登山です。
地鉄立山駅前広場
晴れた土曜日であることと、富山県民感謝デー(8/20~8/31)の期間中でもあるからだったのでしょう。
富山県民感謝デーとは、富山県民対象に上記期間中は、立山黒部アルペンルートの
立山駅~扇沢駅間の各乗物の運賃が3割引きとなるものなのです。
このことは、ラジオでも放送されていたので、どのようにすればいいのかと思っていたところ、
8月18日の新聞に、申込票が印刷されていて、それを切り抜き必要事項を記入して、利用当日、
切符売り場の窓口で身分証明書(免許証など)を提示して、申込書を提出すれば、
切符が買えることがわかりました。
今夏も何かと忙しく、立山登山はほとんど諦めていたが、「もしかして?」 との
淡い期待もあったので、申込書はとりあえず捨てずに持っていました。
その恩恵を受けて、立山ケーブルカー・高原バス共通乗車券を往復で購入しました。
立山駅~室堂間往復大人一人4,190円のところが2,940円でした。
7時40分のケーブルまで約30分、駅前の広場に座り込んで、朝食のおにぎりを食べて待ちました。
その間あんなに大勢いた観光客も、スムーズに動いています。
ケーブルも高原バスも10分間隔に臨時便が出されたからでした。
ケーブルで美女平へ、さらに高原バスで室堂へと進み、室堂へは9時少し前に到着しました。
途中、バスは称名滝やソーメン滝の見えるところで、停まってくれます。
バスの中から、ソーメン滝を撮ることができました。
バスの中からソーメン滝を見る
久しぶりの室堂平の風景に感動!。雄山頂上は、時折ガスがかかってくるが、青空も覗いています。
室堂平から雄山・大汝山の雄姿
一の越経由雄山頂上を目指して出発しました。
ガスが晴れると太陽が照りつけます。まだまだ日差しが強く、あまり涼しくないのです。
おなじみの整備された登山道を、高山植物を見つけながら歩きました。
いつも雪渓のところまで来ると、ホッとし、あと半分だ思うと、元気が出ます。
でも実は、ここから一の越までが意外ときついのです。
万年雪の雪渓
雪渓の登山道を歩く
高山植物は初夏に比べると咲いている花の種類もぐっと少なくなっていました。
チングルマのかわいい風車が、室堂平付近には、沢山咲いていました。
花の終わったチングルマ
黄色く色づき始めたイワイチョウの群生に、秋の気配を感じました。
一面に広がるイワイチョウの黄色とチングルマのピンク
一の越に到着したのは10時でした。予定どおり1時間かかりました。
一の越からの素晴らしい眺めは、ガスに阻まれてほとんど見えませんでしたが、時々晴れ間が
広がり今歩いてきた方向を眺めてみました。
一の越より室堂方向の絶景
少しの休憩を取り、今度は頂上を目指して登り始めます。
ガレ場と岩場が延々と続きます。喘ぎながら、沢山の人が登っています。
私たちも、休み休み、慎重に足を運びました。ガレ場は、落石が起きやすいのです。
5合目あたりで、「立山登山マラニック」のトップランナー(1位)が、駆け上ってきました。
その元気な様子にびっくりしました。笑顔で軽々と岩を駆け上るのです。
笑顔で駆け上るトップランナー
「立山登山マラニック」とは、富山市の海岸から雄山(標高3003m)山頂までを
1日で踏破するマラソンです。
午前4時、富山市浜黒崎キャンプ場をスタートし、常願寺川沿いを走り、地鉄立山駅前や
室堂などを通過して、山頂を目指し65Kmを走り、登る過酷なマラソンなのです。
トップランナーが通り過ぎてから20分後ぐらいに、次のランナー(2位)が駆け上ってきました。
私たちはまだ、頂上へも到着していません。
大きな岩をよじ登りながら、頂上に着いたのは、11時少し過ぎでした。
1時間の予定が15分オーバーしてしまいました。
体力の衰えを感ぜずにはいられませんでした。
頂上では、マラニックのゴールが張られ、もうすでに3位まで到着していて、4位のランナーが
ちょうど入ってきました。大きな声援と拍手がわきあがっていました。
テレビカメラもランナーにインタビューなどしていました。
マラニック完走横断幕の前で休憩するランナー(1・2・3位)
4位のランナーがゴール目指して
テレビ局のインタビューを受けるランナー
日本三霊山の一つ、立山頂上雄山神社に参拝後、頂上にて昼食をとり休憩。
その間も、ガスが谷間から湧き上がり、時折雄山神社も見えなくなってしまうほどでした。
頂上雄山神社へ参拝する人々
深い谷から湧き上がるガス
お天気模様が悪くならない前に下山しようと、12時に頂上を後にしました。
この1時間余りの間に、10人くらいのランナーが次々と到着していました。
このような厳しい競技に果敢に取り組む人たちから、勇気と感動をいただいたような気がしました。
頂上から一の越までの下山も簡単ではありません。
落石を起こさないよう、岩を慎重に踏み越えながら腰を落とし、手を突きながら40分あまりかけて
一気に降りてきました。
さらに一の越から室堂へと、同じ道を下っていきました。
途中、かわいいライチョウの雛が草むらにいるのを発見。5羽もいてびっくりです。
こんなに近くで見るのも初めてで、とっても珍しいことでした。
立ち止まってカメラを構えていても、平気でちょこちょこと動き回っていました。
4羽のライチョウの雛たち
室堂へ到着したのは、2時ころでした。みくりが池や地獄谷へも十分回れる時間だったが、
翌日の予定もあり、今回は雄山頂上のみで、帰ることにしました。
立山玉殿の湧水で喉を潤し、空のペットボトルにも湧水を汲んで持ち帰ることにしました。
午後3時、臨時便の高原バス・ケーブルを乗り継いで、午後4時に立山駅へと戻ってきました。
帰宅途中、吉峰温泉ゆ~ランドに立ち寄り、温泉で疲れと汗を流し、家路につきました。
この日出会った花たちは、次回にUPしたいと思っています。