21、22日と、メロウ倶楽部の東海・北信越エリアのオフ会が開かれ
世界遺産”白川郷”を訪れた。
メロウ倶楽部へは、今年8月に夫と共に入会したものの、私は
北陸エリアの方々とお会いするのも初めて、まして、オフ会など、
二人とも初参加で少々、緊張していた。
雨の中、Sさんの車で高岡を出発。
2日前に降った初雪がまだ道端に残っていた。
約1時間後、白く雪化粧された”白川郷”に到着。
昼食場所である「忠兵衛」で、待つことさらに1時間。
東海、信越からの会員の方たちと合流し、昼食となった。
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雪をかぶった井戸
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珍しいランプ
降りしきる雨の中、続々と観光客がこの食事処へと
入れ替わり入ってきた。さすが世界遺産だ。
昼食時に簡単な自己紹介をするなど、殆どの方は顔見知りの
ようで、わきあいあいとしていた。
昼食後、合掌造りの里を散策。足元には雪が数十センチ積もり、
冷たい雨が降り続いていてとても寒かった。
少し歩くと、どぶろく祭りで有名な白川八幡神社と、どぶろく祭りの
館が見えたので、お参りすると共に、見学をした。
300円の入場料を払い、展示品の見学や祭りのビデオなどを見、
どぶろくを頂くことができた。
冷え切った体に甘酸っぱいどぶろくがしみわたった。
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どぶろくの館と八幡神社
約1時間の散策後、今日の宿泊場所、馬狩地区にある「トヨタ白川郷
自然学校」へと向かった。
馬狩の森の中の雪はさらに深く、60Cmぐらいあるとのこと。
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自然学校の積雪
職員から自然学校の説明を受けたあと、レストランでフレンチの
夕食。氷見牛や氷見のお魚を使ったシェフこだわりの料理を味わった。
夕食後、自然学校の提供しているインタープリターによる
ネイチャープログラム「森の夜会」、焚き火を囲み交流する体験に
臨んだ。
赤い焚き火は体も心も温かくし、とても懐かしく、童心に返った
ひと時でした。
そして、懇親会。お酒もおつまみも自分たちで持ち込んで、2時間余。
初めてお会いした方たちとも親しくお話させていただいた。
その後、源泉かけ流しの温泉に入り、今日一日の疲れを癒した。
翌朝、昨日のお天気とはうってかわって、青空が広がり、白い雪が
眩しく輝いていた。
朝食後、再びインタープリターによる「雪の森ガイドウォーク」が
行われ生まれて初めて、”かんじき”を履いた。
新雪の上をかんじきで歩いてみたり、森の空気を取り込んで、
建物へと送り込んでいる煙突のような設備や、冬枯れの木立の
間から覗く澄んだ青空を楽しんだ。
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かんじき
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森の中から空気を取り込む設備
お昼近くに、自然学校を後にし、昨日観光できなかった合掌の里へと
向かった。
しかし、せせらぎ駐車場はすでに満車となっていて入れず、私たちの
車は城山展望台へ行くこととなった。
ここでは、駐車場も空きがあり、雪化粧した合掌集落が一望に見渡せ、
絵葉書のような風景に感動した。
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雪の中の合掌集落
帰路、道の駅「白川郷」で昼食のおそばを食べ、高岡へと帰った。
車から見える山々は、白い山肌に、葉を落とした木々が黒々と林立し
少し下では紅葉した木々がまだ残り、そして針葉樹の緑が茂る
珍しい風景を見る事ができた。