野点を楽しむ

　雲ひとつない青空が広がり、心地よい秋風が頬を撫でる公園で、”野点”を
楽しむひと時を過ごしました。

今日は富山市婦中町の”いこいの村富山”で、茶道教室、秋の野点、
勉強会でした。
　毎年、春の桜と秋の紅葉の季節に”野点”を体験することになっているが、
今年の春は山の手の桜が野鳥（鳥名：うそ）の被害にあい、殆ど花が咲かずに
終わってしまったので、春の野点ができなかったのです。

でもその分、秋の野点の今日は、すばらしいお天気に恵まれ、ほんのり紅葉した
木々の元で、心ゆくまで”野点”を楽しむことができました。

時々ふく風に茶せんが倒れたり、お抹茶が飛び散ったりとハプニングも
楽しんで・・。
自然の中で味わうお茶のお味は又格別のものです。

今日の開催場所”いこいの村富山”は、宿泊・会議施設の「公共の宿」と、緑の芝生が広がり遊具も設置された公園、そして、自然博物館”ねいの里”もある、
公共の施設です。

私たちの子供たちが小さい頃に、何度か訪れた懐かしい場所でした。

来年、桜の季節に又この場所でと思いをはせながら・・・。

万葉集全２０巻朗唱の会

１０月５日（金）夜から３昼夜かけて、万葉集に収められた４５１６首すべてを歌い継ぐ「高岡万葉まつり」のメイン行事「万葉集全２０巻朗唱の会」が、秋晴れの中はなやかに繰り広げられた。

最終日の今日、会場の高岡古城公園まで、カメラを持って自転車で出かけてみた。

公園の入り口には「万葉集全２０巻朗唱の会」と書かれた、のぼり旗が風に揺れていた。
市民体育館前は万葉人風の衣装を着けて出番を待つ人や、見物の人で賑わっていた。

”朗唱”は古城公園の特設水上舞台で行われる。
中ノ島から、水上舞台を眺め、朗々と歌われる万葉集の歌に耳を傾けた。

又、市民体育館の中では、「大茶会」や万葉にちなんだお菓子、古代米のお赤飯などの販売が行われていた。
そして、万葉人が食した料理を再現したコーナーもありました。

この「朗唱の会」は市外からの応募者約５００人を含め約２２００人が万葉人のような衣装を着て舞台に立ち、一人が２～３首づつ夜を徹して歌うものです。

高岡市は、万葉集の編者とされる大伴家持が５年間、越中国守として赴任した地で、これにちなんで１９９０年から行われているイベントです。


　　　　　公園入り口の紫色の旗とピンクの提燈が招く



　　　　　いくつかの歌が立て看板に・・。




　　　　　出番を待つ万葉人衣装の人達

　　　　　水上舞台で万葉の歌を朗々と！


　　　　　中ノ島から水上舞台の出演者を応援


　　　　　　万葉人の食に思いをはせた
　　　　　万葉遊楽御膳（まんようばやしごぜん）

「エイヤサー エイヤサー」の掛け声に酔う！？

　　　　　　　　　　　　　　　昼間の花山

昨日（１０月１日）、「新湊曳山まつり」見物に行った。

車で僅か15分ぐらいしか、かからないほど近い町なのに、一度も
見たことがなかった。

”花山”から”提灯山”に姿を変えて朝９：００から午後１１：００まで、
町中を練り歩く、絢爛で勇壮な姿は、大勢の見物客を祭りのとりこにして
しまうとのこと。

たまたま、花山から提灯山に付け替える作業を見物していたところ、
「よさこい」のメンバーの一人に出会った。
彼女は「山」のある町内の人で、高校生の娘さんが「山」の中でお囃子の笛を
吹いているとのこと。
「山」には男性しか係われないものと思っていた私はびっくりした。
そして、彼女からお祭りのことをいろいろ聞かせてもらえたのです。

夜の提灯山は本当に素晴らしかった！！。

明かりのついた沢山の提灯がゆさゆさ揺れる「山」が、直角の街角を曲がり
太鼓のように丸くなった橋を一気に曳き上る姿は、とっても興奮させられた。
「山」を曳く青年たちの力強さと派手さは、やはり、漁港の町「新湊」だ。

総勢１３基の「山」が順々に曳き上がる度に、拍手と歓声が湧き上がった。
それに答えるかのような「エイヤサー、エイヤサー」の声がいつまでも
耳に残った。


１０月に入り、秋いろも目に映るようになったので、テンプレートも
イチョウに変更した。

今日は私の？歳の誕生日でした。
健康体操の教室から帰ってきて着替えていると、夫がショートケーキを買って
帰ってきた。誕生日プレゼントですって！。ありがとう！。

ケーキも秋いろのマロンケーキでした。