3月28日(月)
富山市ガラス美術館「TOYAMAキラリ」へ行ってきました。
「ガラスの街とやま」を象徴するガラス美術館ですが
富山市立図書館本館や、富山第一銀行などが入居する複合施設です。
世界的な建築家・隈研吾氏が設計を手がけた建物です。
隈研吾氏と言えば、2020年東京オリンピックのメイン会場を
設計された建築家としても有名です。
外観は、御影石、ガラス、アルミの異なる素材を組み合わせた建物で
内部は富山県産のルーパー(羽板)を活用した開放的な空間となっていました。
エスカレーターで上がると、中央が吹き抜けになっていることがわかります。
入り口を入ると、旧大和百貨店の建物の外壁だったレリーフが飾られていました。
1Fは、情報コーナーと総合案内、利用料は常設展のみの場合200円/大人
2Fには、展示室(企画展示室)、ショップ、カフェ、
ショップには、ガラス製品や小物など
ガラスのおちょこが美しく展示されています。
カフェ「ふ」は、金沢市の麩の老舗不室屋のカフェです
白いカーテンの穴に造花を飾って、花模様が作られています。
3Fは、展示室(企画展示室)、
図書館は3F~5Fとなっています。
私たちが鑑賞できるのは、4Fの常設展と6Fのグラス・アート・ガーデンのみです。
4Fの常設展では、富山市所蔵のガラス美術作品や富山ゆかりのガラス作家の作品が
展示されていました。
美しい色や、緻密な形の数々の素晴らしい作品に見とれていました。
ここではもちろん撮影は禁止でした。
5Fは、ギャラリーとなっていて、有料の貸し出しスペースです。
6Fは、
グラス・アート・ガーデンとのことで、
現代ガラス美術の巨匠デイル・チフーリ氏の工房が制作した
インスタレーション(空間芸術)の作品が展示されていました。
この場所では撮影もOKだったので、美しい作品を撮ってきました。
三色の
シャンデリアが天井から並んでいます。
タコのようなユニークな形の美しい色のシャンデリアでした。
次は、
トヤマ・リーズ
リーズとは、葦(あし・よし)を意味します。
作品には、富山県産の木材が使用されています。
林立する青色のグラスは、葦を現しているのです。
続いて、狭い通路を抜けるとき、天井にはここにも
美しいさまざまな色のグラスアートが見えます。
トヤマ・ペルシャン・シーリング
海の生き物や天使を連想させるような形など、400個の
ガラスのパーツが天井に敷き詰められています。
天使のパーツは4個見つけました。
次の部屋に入ると、舟の上に美しい浮玉がびっしりと乗せられています。
トヤマ・フロート・ボート
富山の神通川の漁で使用されていた笹舟と、117個のフロート(浮玉)です。
このうちの95個が富山で製作されたものです。
次はさらにびっくり!。大きな作品です。
トヤマ・ミルフィオリ
「ミルフィオリ」とは、イタリア語で千の花を意味するのです。
「リード」や「フロート」など様々な形のパーツが組み合わされて
大きな美しいガーデンでした。
海の底に吸い込まれそうに映るパーツ