どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

みんなうんち

2022年10月23日 | 五味太郎

    みんなうんち/五味太郎/福音館書店/1981年(1977年初出)

 

 なにか恥ずかしそうでありながら興味をひくウンチ。

 小学生のころ、我慢して家にかえってからウンチしていたことを思い出しました。あの頃なんでなんだろうと思うと、ほかに人の目を気にしていたのかな。

 「いきものは たべるから みんな うんちをするんだね」

 当たり前のことですが、体が大きければウンチも大きい、形も違えば、色も匂いもちがう。

 あるきながら、とまって、きめられたところでウンチと、しかたもさまざま。

 ウンチをしても しらんかおしたり、ちゃんと後始末するなど これもさまざま。

 キリン、ライオン、チンバンジー、シマウマなどが、お尻を向けてウンチするところは、とってもユーモラス。

 人間だけでなく、いろんな動物がでてきますから、それだけでも興味がわきます。