どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

まちがいまちに ようこそ

2022年11月03日 | 絵本(日本)

    まちがいまちに ようこそ/斉藤倫・うきまる・作 及川賢治・絵/小峰書店/2019年

 

 「まちがいまち」って、どういう町? なにが間違い?

 おとうさんとおかあさん、犬のころと、ぼくが引っ越したのは「まちがいまち」。

 歓迎アーチをすぎると、ひろがっているのは「あなばたけ」

 町の人がかけているのは「へいたいでんわ」

 引っ越し先の家の屋根には、「えんぴつ」

 

 まずは、どんなまちなのか、探検です。

 駅では、「すきっぷ」を拝見

 バス停で、みんなもっているのは「こばん」。バスの中では「りす」にすわります。

 てうち「そふぁ」、回転「ぶし」のお店。

 これでもか これでもかと続く間違い?

 一文字違うだけですが、よく考えてみないと うっかり見過ごしそう。

 スキー場では、「すもうぼーど」

 春には「まくら」が満開です。

 オチも、ともだちにあてて「けがに」

 

 楽しい言葉遊びでした。