どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

かみなりさまと くわのき

2024年02月21日 | 紙芝居(昔話)

   かみなりさまと くわのき/文・清水たみ子 画・安井康二/教育画劇/1998年/12画面

 主人公は”げんごろう”という子ども。

 源五郎と言えば、湖に落ちた源五郎さんが源五郎ブナになる話が知られていますが、この紙芝居では、雲から落ちたげんごろうが、クワの木にひっかかり 助かったことから、クワの枝を 家の軒下にさし かみなりがよけにしたというオチ。

 雲へ行くのは、ナスの木?をのぼっていきます。ナスを食べてしまった雷さまが、ごめんごめんといいながら、げんごろうを歓待してくれます。そこで雷さまを手伝って、雨をふらせていると、はしゃぎすぎて 落ちてしまいます。

 冒頭は、おじさんから、一本で 何百も 何千も ナスがなるという苗を 買うところから はじまります。

 

 どこの話がもとになっているかふれられていませんが、福島や群馬県に、おなじ昔話があるようです。