かみなりさまと くわのき/文・清水たみ子 画・安井康二/教育画劇/1998年/12画面
主人公は”げんごろう”という子ども。
源五郎と言えば、湖に落ちた源五郎さんが源五郎ブナになる話が知られていますが、この紙芝居では、雲から落ちたげんごろうが、クワの木にひっかかり 助かったことから、クワの枝を 家の軒下にさし かみなりがよけにしたというオチ。
雲へ行くのは、ナスの木?をのぼっていきます。ナスを食べてしまった雷さまが、ごめんごめんといいながら、げんごろうを歓待してくれます。そこで雷さまを手伝って、雨をふらせていると、はしゃぎすぎて 落ちてしまいます。
冒頭は、おじさんから、一本で 何百も 何千も ナスがなるという苗を 買うところから はじまります。
どこの話がもとになっているかふれられていませんが、福島や群馬県に、おなじ昔話があるようです。