どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

しろい からす

2024年04月13日 | 紙芝居(昔話)

   しろい からす/脚本・上地ちづ子 画・福田庄助/童心社/1975年初版

 

 ハトの餌を横取りするため、白くなろうとしたカラスが、小麦の袋にくちばしで 穴をあけようとすると 粉がいっぺんにでてきて ゴホンゴホンとせき込んでしまいました。

 つぎに、染物屋さんで すっかり白くなると ハトのところで 餌を食べることができましたが、うますぎて カアーとなくと正体がばれて おいはらわれてしまいます。

 仲間のところへ行くと、こんどは 白いからと 仲間外れ。

 そこで カラスは・・・・。

 

 頭がいいとうぬぼれていたカラスは、ずるがしこく立ち回ろうとしなくなったかな?

 「たのしいイソップ」のお話しです。