しろい からす/脚本・上地ちづ子 画・福田庄助/童心社/1975年初版
ハトの餌を横取りするため、白くなろうとしたカラスが、小麦の袋にくちばしで 穴をあけようとすると 粉がいっぺんにでてきて ゴホンゴホンとせき込んでしまいました。
つぎに、染物屋さんで すっかり白くなると ハトのところで 餌を食べることができましたが、うますぎて カアーとなくと正体がばれて おいはらわれてしまいます。
仲間のところへ行くと、こんどは 白いからと 仲間外れ。
そこで カラスは・・・・。
頭がいいとうぬぼれていたカラスは、ずるがしこく立ち回ろうとしなくなったかな?
「たのしいイソップ」のお話しです。