愛蔵版おはなしのろうそく11/東京子ども図書館/2020年
ネズミがネコにしっぽをくいちぎられ、「雌牛のところでミルクをもらってくるまではかえさない」と言われ、雌牛のところにいくと、「お百姓から干し草をもらってこい」といわれ・・。
つぎつぎと訪れる先は、肉屋、パン屋。
パン屋で、「うちのごはんを たべっこなし」という条件で、パンをもらい、パンを肉屋にやって、肉をお百姓にやって・・ 最後は、ネコは大事なしっぽを かえしてもらった。
こうした話では、もっとでてくるものもあるが、この話では四回の繰り返しで、ちょうどいい繰り返し。もっと長いものもあるが、ややくどい。
日本の昔話では、こうした話にあったことがないのも 不思議といえば不思議。