やさしい女の子とやさしいライオン/作:ふくだすぐる/アリス館/2010年初版
表紙にみられる女の子とライオンが、森の中でおおきな卵をみつけ、取り合いになります。
女の子は自分の名前をかき、ライオンはツメで きずをつけて、お互いに自分のものだとひと悶着。
森の仲間は、ライオンの味方をしますが・・・。
兄弟がいるとどこでもみられるような光景。
しかし、おもちゃの取り合いなどがおきても、最後はこんな終わり方ができるといいなと思わせる最後になっています。
泣き出した女の子にびっくりして、ライオンがよしよしよし、おまけに背中にのせてあげると、二人はすっかりなかよくなって、けんかのもとになった卵を、おたがいに譲り合うことになるのですが・・・。
やはり気になるのは、この大きな卵。何の卵でしょうか。