どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

ほんとうはなかよし

2016年08月27日 | 絵本(外国)


     ほんとうはなかよし エルモアとアルバート/ローレンチャイルド・作 明橋 大二・訳/一万年堂出版/2014年初版



 ひとりっこのエルモア。部屋もテレビも一人じめ。セシールおじさんがプレゼントしてくれた、だいすきなオレンジのジェリービーンズも誰かに食べられる心配もありません。

 ところがある日、弟がうまれてすべてがかわってしまいます。

 なにかというと、まわりの大人は「この子は、まだちいさいから」と、弟に味方します。

 弟のアルバートはいつもとなりにすわりたがり、まねしたり。エルモアはにげまわります。

 ところが、エルモアが、こわいゆめをみて悲鳴をあげると・・・・。

 兄弟がいるとどこにでもみられそうな風景。

 ひとりでは考えられなかったことも、弟ができると、かわってきます。
 多分おとうとがいじめられていると、お兄さんは弟をかばうでしょう。
 二人でいる楽しさを知ると、楽しさは2倍以上。

 でてくるおもちゃがユニークでほしいものばかり。
 二人のコスチュームも、子どもごころをつかまえそうです。


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