ほんとうはなかよし エルモアとアルバート/ローレンチャイルド・作 明橋 大二・訳/一万年堂出版/2014年初版
ひとりっこのエルモア。部屋もテレビも一人じめ。セシールおじさんがプレゼントしてくれた、だいすきなオレンジのジェリービーンズも誰かに食べられる心配もありません。
ところがある日、弟がうまれてすべてがかわってしまいます。
なにかというと、まわりの大人は「この子は、まだちいさいから」と、弟に味方します。
弟のアルバートはいつもとなりにすわりたがり、まねしたり。エルモアはにげまわります。
ところが、エルモアが、こわいゆめをみて悲鳴をあげると・・・・。
兄弟がいるとどこにでもみられそうな風景。
ひとりでは考えられなかったことも、弟ができると、かわってきます。
多分おとうとがいじめられていると、お兄さんは弟をかばうでしょう。
二人でいる楽しさを知ると、楽しさは2倍以上。
でてくるおもちゃがユニークでほしいものばかり。
二人のコスチュームも、子どもごころをつかまえそうです。