どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

イグアノドンのツノは なぜきえた? すがたをかえる恐竜たち

2024年09月28日 | 絵本(外国)

   イグアノドンのツノは なぜきえた? すがたをかえる恐竜たち /文・絵 ション・ルービン 訳・千葉茂樹/岩崎書店/2024年
 
 
 すっかり姿がわかっていると思っていた恐竜も、その姿が明らかになる経過が詳しい。
 最初の発見は見たこともない大きな歯の化石。それにつけられたのがイグアノドン。
 
 1850年ごろのイグアノドンのイメージ
 ・鼻先にツノ ・トカゲノの舌 ・ドラゴンのように長いしっぽ ・クジラサイズのイグアナ
 
 1854年ごろのイグアノドン
 ・鼻先にツノ ・大きなツノ ・するどい歯 ・分厚いうろこ ・四足走行 ・動きはゆっくり ・サイとイグアナのあいだのようなすがた
 
 そして20世紀のイグアノドン
 ・トゲのような親指 ・二本足で歩く ・しっぽをひきずる ・トカゲの舌とくちびる ・たぶんノロノロあるく ・二本足で歩くカンガルーのような巨大なトカゲ
 
 人間が見たことがないから、化石から想像をはたらかせるしかない。
 ・ツノがきえたのではなく、前足の親指だった!
 ・恐竜が すがたをかえたのではなく、科学者の努力で すがたが 明らかになってきたが、もし新しい発見があると すがたは またかわるのかも。
 
 古生物学者が、復元して絵を描いていたという。
 
 想像する大切さ!

この記事についてブログを書く
« むすこに世の中をおしえるゴ... | トップ | ひまんじょくれ・・長崎 »
最新の画像もっと見る

絵本(外国)」カテゴリの最新記事