どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

りゅうじんさまは歯がいたい

2020年01月10日 | 絵本(日本)

    りゅうじんさまは歯がいたい/関屋敏隆:作・絵/ポプラ社

 

かっぱの故郷おこん川に、伝助が立派な医者になって帰ってきました。

やっと川で泳げると思ったら日照りつづきで川には水溜ばかり。

雨をふらせてくれるりゅうじんさまは どうしているのかな?

伝助が、川上のひょうたん池にりゅうじんさまに会いにいくと、りゅうじんさまには虫歯が六本もあって、おおよわり。

伝助はすぐに なかまをよびよせ、ぬればぬるほど病気もケガもなおるというかっぱの秘薬”ごんごーる”をぬって、虫歯をぬいてあげます。

すると元気になったりゅうじんさまは、伝助をのせて雲の上に上ると、雨を降らせます。

恵みの雨が降って、かめもこいも、かえるも、おおなまずも おおうなぎも大喜び。

みんーな、川に飛び込んで 水遊び。

一日飴玉三個たべたら「歯磨き くちゅくちゅ ぱっぱー」は、歯磨きのすすめかな。

大型の絵本にダイナミックな構図、歌も絵本から、とびだすほどのいきおいです。

あそんだあとの、キュウリをたべているかっぱの数の多さにも圧倒されます。


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