ヒナヒナの季節 エナガ編

エナガの子育ては小鳥たちの中では一番早い部類に属する。

中には抱卵中にカラスに襲われたり、
巣ごと枝を剪定されてしまったりの事件もあったが、
今年も井の頭近辺で何組かの雛が無事に育った。
雛たちは今は親と変わりないぐらいに成長し、
仲間と群れをつくって飛び回っている。



エナガの巣づくり


エナガの巣立ち雛


餌を運ぶ親鳥


餌やり



エナガの巣立ち雛の何と言っても一番かわいい姿は、
団子状に固まっているところだ。
しかし今年はその様子をあまりよく撮ることができなかった。

エナガの巣立ち雛

井の頭で今年初めてエナガの巣立ち雛を見た。
９羽いる。一列に枝に目白押しになって止まり、
親から餌をもらっていた。
しばらくすると親に誘導されてか、別の木のほうへ移動していく。
しばらく落ちつかな気にばらけて動いているが、
やがてまた目白押し状態になった。

昨年エナガの巣立ち雛を見たのは５月５日だったから、25日ぐらい早い。

エナガの巣作り

自然文化園にて。木の幹についたコケを採取するエナガ。
（ピントが木の幹にいってしまった…。）
エナガのこの行動を初めて見たときは、コケを食べているのか、
あるいは、コケにつく虫を食べているのかと思った。

あとで巣の材料を集めていると知ってびっくり。
その後蜘蛛の糸を取っている場面も見、巣も見ることができた。
エナガは小鳥の中ではかなり早くから子育てする。

エナガの水浴び

井の頭公園、小鳥の森にて。
エナガ数羽とシジュウカラの混群が、水飲み場で水浴び。
３００ｍｍでは、どんなにさがっても４羽撮るのが精一杯。
今日ばかりはズームの方がよかったかも。

今年の初撮りはエナガでした。
今年もよろしく。

エナガの群れ

雨が止んだので、善福寺へ。
下池で聞きなれた鳴き声。エナガの群れだ。シジュウカラも混じっている。
コゲラもいる。メジロの群れも混ざっているようだ。
ヒガラはいないだろうかと思ったが、とても見分けられないぐらい
動きが速い。

上池まで行って孵ってきたときも、また群れに遭った。
雨上がりで餌を求めて活発に動いているのだろうか。
一羽葦の茂みに向かって飛んでいったのは、茶色っぽい小鳥。
ウグイスだった。