ブログはほとんど更新しないまま2023年が終わる。
2例だけ、私的思い出をアップしておきたい。
●ツツドリの若
9月下旬、ツツドリの若鳥が飛来した。
最近はツツドリの成鳥も目にする機会がめっきり減ってしまったので、最初「カッコウ」がいると聞いて見ていたのだが、あとで詳しい方に「ツツドリ」だと教えていただいた。カッコウの仲間は成鳥ですら識別に迷うことがあるが、まして若鳥の識別点を知る機会はほとんどなく、とても勉強になった。
盛んに地面に降りるので、もしやと思って写真に撮り、拡大してみて納得。
止まっている樹はコナラで、その樹につくツマキシャチホコの幼虫(毛虫)を捕食していたのだ。
つくづく毛虫好きの鳥である。
▲ツマキシャチホコの幼虫(たぶん蛹化のため地面に降りてきていたのだろう)を捕食
●動物園のミゾゴイ
昨年から地元の動物園ではミゾゴイの繁殖に挑戦していた。昨年は失敗したが、今年は無事に雛が孵った。
撮影が許可されていたので、ときどき観察に行った。
地元の公園にもときどき野生のミゾゴイが通過するが、なにしろ絶滅危惧種なので、繁殖の様子を観る機会など望めない。
飼育個体ではあっても、観察できてよかった。
3羽がすくすくと育ち、1羽は他の動物園へ送られたとか。