鳥見雑記帳

庭や近所の公園で観察した野鳥についての雑記帳

ヒレンジャクとマヒワ

2021年04月28日 | 野鳥

3月上旬、1週間ぐらいヒレンジャクが1羽、地元の公園に逗留した。

ヒヨドリの群れと行動をともにし、1本のラクウショウの花芽をひたすら食べていた。

高い樹の花房の陰に見え隠れしていて、なかなか姿を捉えにくかった。

今年はヒレンジャクが多く見られると風の便りに聞きつつも、どこへも行かれなかったので、向こうからやってきて見られただけでも幸いだった。

 

マヒワは、3月中旬にいきなり水場に、これも1羽現れた。

群れからはぐれた個体かなと思っていたら、やがて公園内の他所に群れがいるという知らせが入った。

マヒワの好物のアキニレの種がわずかに残っている。その種をひたすら食べていた。

 

 

アキニレを食べつくすと、クヌギの花芽へ

マヒワはつい最近まで見られたようだ。

この訪問もうれしかった。

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春のメジロたち

2021年04月21日 | 野鳥

今年の春はことのほか早かった。

昔野鳥の写真を撮り始めたころ、「ウメジロ」と呼ばれる写真がはやったことがある。

春一番に咲き始めるウメの花と、その花の蜜を吸いに現れるメジロの写真のことだ。

花の色とメジロの色のコラボがきれいで、長い冬の終わりを告げる明るい写真になるからだろう。

▲2月9日のウメジロ

ウメジロに先立ち、もっと早くから咲いているツバキの花もメジロのお気に入りだ。

メジロは頭のほとんどを花の中に突っ込んで蜜を吸うので、この写真はなかなかうまく撮れない。

▲2月10日のメジロ

▲1月27日

そして、いよいよ桜の季節になる。

早咲きの桜、河津桜はなんと2月2日にはほころび始めた。

▲ほころび始めた河津桜にいち早く吸蜜に来たメジロ

公園には開花時期の違ういろいろな品種の桜が植えられている。メジロたちは、季節の移り変わりと共の、それらの桜にも次々の訪れる。

▲寒緋桜に。3月11日 光の当たり方で変な色になっている。

▲大寒桜に。3月11日

▲ソメイヨシノに。3月18日

サクラばかりではない。小さな黄色い花を咲かせるヒイラギナンテンにもやってきた。

▲2月2日には咲き始めたヒイラギナンテンに

蜜を吸いながら、「チィー、チィー」と鳴くメジロが「オイチィー」と言っているように聞こえる。

見ているこちらも春の訪れがうれしくなる一時だ。

 

 

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ジョウビタキ 2021

2021年04月03日 | ジョウビタキ

もう1種の冬鳥のアイドルは、ジョウビタキ。

今季はジョウビタキとの出会いもあまりなく、寂しかった。

▲毎年ジョウビタキがよく見られるポイントに、今年はメスが飛来(ここは逆光)

 

ルリビタキと同様に、単独で行動し、テリトリーを持つので、個体認識がし易く、親しみが持てるのがアイドルの要素なのだが、ルリビタキより一層開けたところに堂々と姿を現すのも特徴だ。人工物にもお構いなしに止まる。

オスはさらにきれいな色をしている。しかし、今季はほとんど見られなかった。

▲遠くの遠くのジョウビタキのオス

こちらは、別のメス

▲人家の庭先からひょこっと現れた。

▲空き地に咲く早春のお花畑にて。もうすぐ旅立ちか。

無事に繁殖地まで渡っていってほしい。また晩秋まで、See You Again!

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